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元人事が伝えるES通過率90%を超える方法
こんにちは元人事のヒデです。
人事時代には年間3000枚以上のESを読み、
800人以上の学生に会い、100人以上の人事と交流をしてきました。
そんな僕が
今回はES通過率を90%以上まであげることのできる秘策をお伝えし
ます!
◆鉄板ESは最低でも3枚用意しろ?!
就活生の皆さん、もしくは転職活動中のあなた。
自信をもって提出できる鉄板ESは何枚お持ちでしょうか。
多くの人が「え?ESって1枚あれば良いんじゃないの?」とおもっていないでしょうか。
僕から言わせれば、それはNOです。
ぜひ最低でも3パターンは鉄板ESを用意していただきたいのです。
◆ESで最も大事なこととは??
なぜESは複数パターンあったほうがいいのでしょうか。
その答えは「企業によってほしい学生像が違うから」です。
「そんなのあたりまえでしょ」と思うかもしれないですが、
ESで最も大事なことは、いかに相手が欲しい人材像にマッチした
内容を書くことができているかどうかです。
恋愛にたとえてみましょう。
あなたが意中の女性がいたとします。
その女性は「知的で落ち着いた男性」が好みだとします。
そこであなたは女性にアピールをしにいくことにしました。
さて、あなたはどのようなアピールをするべきでしょうか。
もちろん「知的で落ち着いた」印象を与えたほうが
その女性とお付き合いできる可能性は高くなりますね。
就活も「婚活」に近しい部分があります。
企業がどんな学生が欲しいかをしっかり調べ、
その学生像にあった自己PRをしたほうがESの通過率はぐっとあがるのです。
◆ではなぜESは最低3パターン必要なのか??
それは、「学生の強みはざっくり分類すると3つのグループにわかれる」からです。
※※3つの力※※
A)アクティブ・行動する力
B)知的・課題解決ができる力
C)協調性・グループで行動できる力
これは経済産業省が定義した社会人基礎力という
社会人として必須とされるスキルを3つに分類したものです。
だいたいの企業は「自社に必要としている学生像」に傾向があり、
この3つのタイプのうちどれかに寄っている事が多いです。
例えば僕が人事をしているときは「とにかくまず行動できる学生」が採用基準でした。
もちろん例外もありますが。(友達の会社は「友達になれそうかどうか」が採用基準なところもありました)
つまり、ぼくが言いたいことは
鉄板ESを1パターンしかもっていない状態は
ジャンケンでいえばグーしか出せない状態で
勝負を挑むようなものなのです。
◆ESはあとだしジャンケン。企業のほしい人材像がみえれば
ぐっと選考率はたかまる。
ESの最も素晴らしいところは、事前にいくらでも
受けたい会社の情報収集ができるということです。
相手の企業がとにかく「行動力がある学生がほしい」というのが
わかってしまえば。
とにかく行動力をアピールしたESを書きましょう。
それだけで「知的・課題解決タイプ」と「協調性タイプ」のESを出している
人よりも断然選考に通りやすくなります。
かんたんに3分の1にのこれるわけです。
もう一度いいます。
ESはあとだしじゃんけんです。
HPを見るなり、OBOGに話しをきいたり、直接人事にどんな人を採用したいか質問をしてもいいです。
まずは、エピソードは一緒でもいいので
「行動力」「課題解決力」「協調力」それぞれのタイプ別に
ESを書いてみましょう。
これだけでも、通過率の違いを実感できるはずです。
そのほかにもESを書く際の
裏技や通過率をあげる方法はたくさんあるので
また後日noteに起こしたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。