#001課題・基礎形態30個を描こう!
はじめに
お久しぶりです。弟子の外堀 妖(そとぼり よう)です。
サトウヒロシ先生と外堀妖の初のYouTubeライブ「作画塾#001」が2021年11月23日に開催されました。ライブ後の動画は、弟子(私)のアクシデントによって再UPをしたのにも関わらず、少しずつ反応を頂いております。
ライブ中の最初のお題が「様々な木を描く」だったのですが、先日の先生のnoteを拝見して「このことだったのか!」と思っている次第です。☟
そして、「ただ動画を観るだけでは、出来た気になってしまう!」という焦りから、本職(看護師)のアセスメント能力を活かし「作画塾・#001」の振り返りをほぼ日手帳に書いてゆき、まとめたものをnoteを使って12月2日に掲載。☟
noteの記事も自分が思った以上に反応を頂きまして、恐縮です。
今回の記事では、『作画塾・#001』内で発表されました、課題「基礎形態30個」を描いていきたいと思います。
外堀 妖の弱点
私には絵を描くうえで決定的な「弱点」があります。
私の実施してきた絵の練習は独学であり、根拠(エビデンス)に基づいたものではない。
書道経験者のため「輪郭から入る」「主線重視」のクセが抜けず、「面」で捉えることが出来ない。
「平面」の模写を続けた結果、「立体」が描けない。
好きな物(キャラクター)だけ描いてきたので、小物や背景が描けない。
こちらを踏まえた上で、課題のお話に移りましょう。
#001課題・基礎形態30個を描こう!
先日、振り返りでも記載した基礎形態30個をひたすら描いていきます。
※オレンジ文字は先生のコメントです。
☝①~⑬:定規を使用。時間制限なく、正確に描く事を目標に描きました。
中心を定めるのが難しく、直方体もバランスのとり方が分からずかなり時間がかかりました。
☝⑭~⑰:フリーハンド。5~10分で短時間で急いで描きました。
ポイントが上手く絞れず、歪みが多くなってしまいました。
☝⑱~㉚:フリーハンド。15~30分でなるべく早く丁寧に。
後半は少しずつ慣れて来たのか歪みもまだまだありますが形になってきました。
定規を使わないと歪んでしまうのですが、歪みが分かるようになってきているだけ成長なので…続けてフリーハンドで身に着けていくしかないようです。
定規でガイドラインを引くと、
時間がかかる。
ガイドラインで疲れ、「描いた」気になってしまい、手数が少なくなる。
画力が途中で止まってしまう。
…と、あまりメリットがありません。
平行脳の私が試行錯誤して編み出した攻略法がこちら。
100均で買ってきた模型とモデルを目の前に置いて、「可視化してしまおう」作戦!上手くいったようです(笑)
基礎形態の練習のポイント
以下、サトウヒロシ先生から頂いたアドバイスの中からポイントをまとめました。
ペンを持つ手の力を抜いて描く。
歪みに気づけるように目をなるべく紙から話して距離を取り、垂直に線を引いていく。(作品を後でスマホで撮影すると歪みが分かるのと同じ)
基礎形態の練習をするときは、正面ではなく斜めの構図の方が上達する。
構図を考える時は、フリマアプリに商品を出品する時に撮影する構図(誰かに物を分かりやすくアピールする)で描くと伝わりやすい。
立方体を描く際は垂直線が歪むとパニックになるので注意。奥の見えない線もガイドでしっかり描く。
円柱は尖らせないこと。
人によって線の傾きや曲がり方にクセが出る。そのクセに意識を向けると真っすぐ描ける。
クセは「直す」努力よりも「クセを踏まえて描く」感じ。(直すのは困難)
そして…「基礎形態はあくまでガイド。メインはイラスト!」
外堀 妖の作画のクセ
上記のポイントを踏まえた中でも、私特有の目立ったクセがありました。
「水平線は、右上に上がりがち」「垂直線は、左にそれがち」とのこと。
それってもしかして…
☝「書道のクセ(基本)」じゃないですか~!!!
横画:右上がりに書く。
縦画での収筆:「弩(ど)」は、しっかり止めて押さえる。
☞「右上がりのクセ」で水平線がずれ、「止めと押さえのクセ」で垂直線が左に少しずれて描いていました(笑)
幼少期からのクセなのでしばらく抜けそうにありません。とほほ…。
後半は上記のアドバイスを頂きながら、「なるべく短時間で情報のポイントを押さえよう」と考えつつ描きました。
時間がある際は、「球」「直方体」「楕円」が均一に描ける練習もしていきたいと思います。
お読み頂きありがとうございました。
告知
無事2週間以内に、#001の振り返りと課題が終わりましたので、#002の開催が決定致しました。
次回、「作画塾#002」
2021年12月9日(木)21:30~YouTubeにてライブ予定!ご期待ください!!
2021年12月5日(日) 外堀 妖