大人も共に学び続ける学校

こんにちは。しなです。

学校設立に際して、私達チームに欠かせない想いとは「我が子を想う親の気持ち」です。現メンバーは全員、子を持つ母です。
自分の子どもの未来をより良いものにするべく、最善の環境を与えてあげたい。と親は願います。
私も出産を機に、今まで興味を持ったことさえなかった「教育」の大切さに気付かされました。

我が子の未来について考えるようになると、自然と「教育」について色々な情報を収集するようになりました。
我が子がミックスであることもあり、日本だけでなく海外の教育法についても興味を持ち調べたりする中で、日本の公教育のあり方に疑問を持つようになりました。
小学校に入った途端に、自分の机と椅子が与えられ、基本的にはそこにしっかりと座って授業を受ける。立ち上がったり、ふらふらすると厳しく注意を受け、皆が同じスピードで授業が進み、テストで高い点数をとるための詰込み式の勉強法。先生の指示にしっかり従える子が良い子で、落ち着きがない子はダメな子だというレッテルを貼られてしまうように感じさせる風潮。

私自身、小中学校の記憶は、正直なところ良い思い出よりも圧倒的に
嫌だった、辛かった記憶の方が多いのです。勉強は好きではありませんでした。でも体育や音楽、図工は好きでした。得意な事は確かにあったのに、自分は勉強ができない、落ちこぼれだと思っていました。上手く周りと馴染めず、自分はちょっと変わり者なんだ。と小さい時は思っていました。
人の顔色を伺って、学校では極力目立たないよう、自分の気持ちを発言する事はしない子でした。

だけど、大人になった今は、自分の感性や直感力、勘の強さを誇りに思っているのです。高校生になったあたりから、周りと同じでいようとする事をバカバカしい。と思うようになり、好きな事だけにフォーカスするやり方に自ら変えたのです。変わり者でも私を好きだと言ってくれる友達に出会ったからか、心から打ち込める事に出会ったからか・・・。そうなってもなお、何度も挫折して、悩み苦悩した20代を送りました。でも、自分で選んで好きなようにやっている自覚はあったので、誰かのせいには出来ない事も分かってはいました。そうして30代になって、母になって、やっと今は自分を好きだと思えるようになりました。そして、母親業を通して様々な事に興味がわいてきて、学ぶ事を楽しめるようになったのも最近です。
もっと小さい頃に、自分の良さに気づける環境があったら、得意な事を伸ばせる環境があったら、苦手な事があったっていい。あなたはそのままで十分特別でスペシャルなんだよと、言ってくれる大人たちが周りにいたら・・・と思う事もあります。

その気持ちを、学校設立の活動のパワーに変えています。

最初は「我が子」にフォーカスして「教育」について考えるようになりましたが、結局のところ、今では「自分のやりたい事、自分の夢」となっています。世の中には沢山の素晴らしい教育の環境がある事を知り、今は自分も生きている限り学び続ける事が出来るという事に気づきました。私達が理想とする学校は、子どもだけでなく、そこにいる大人たちも共に学び、皆で一緒に作り上げる学校です。その為の内容やカリキュラム、ぶれない軸を私達は今必死に構築しています。もうすぐ冬がやってきます。
春の開校を目指して、前進するのみです!!!





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