自転車のこと〜初めてのファンライド
ファンライド
タイムを競うガチレースではなく、決められたコースを決められた時間内にゴールします。
時間設定があるので、まあ、レースと言えばレースでしょうか。
大概コースは上級、中級、初級に分かれ。
参加費を支払い、自分のレベル判断ででコースエントリーします。
人気レース(ファンライド)は、すぐに定員に達します。
コースの違いは、走行距離が長い、坂が多い、などですね。
途中、休憩ポイントが数ヶ所あります。(エイドステーションといいます)
食事、休憩を取れる場所です。
(必ず寄らなくてもOK、制限時間がやばそうな場合はスルーもあり。)
食事は参加費より頂けます。
ファンライドによって、地元の名物が提供されたりと、違いがあります。
これも人気に左右されますね。
ベテランライダーに聞くと、あそこのエイド飯(提供される食事)良いよとか、
参加費の割にはねー。とか情報を聞けます。
初めてのファンライド
2018年、ロードバイクに乗り始めの年に参加。
『第二回三春の郷エイド&サイクリング』
滝桜で有名な三春町で行うファンライドです。
初めてのファンライド。
どんなものか想像がつかず、
Bコース(25km)にエントリー。
さくら湖(三春ダム)を周回します。
確か、5人一列で、一分程度の時間差でスタートします。
緊張高まる。
「ヨーイ、スタート!
パーン!
いってらっしゃーい!」
ピストルの号砲。
スタート地点で、ピストル音を聞くのは、いつ以来だろう?
右のペダルに力を込めて漕ぎ出す。
スーッと走り出す。
次は左のペダル。
「カチャカチャ。スカッ。」
ビンディングにクリートがハマらない。
焦る。あせる。
しばらくの間、片足走行。
あー恥ずかしい。
ファンライドといっても、
気分はレーサー。
いつも以上に、自分も周りも、
気負い感が伝わる。
背後から聞こえる、軽快なMCが、より気持ちを昂らせる。
順調な走行。
「後ろ抜きまーす。」
「どうぞー」
「頑張って!」
「ありがとう!」
見ず知らずのライダーと声かけながらの
ライドは、楽しい。
エイドステーションは、2ヶ所。
全て立ち寄り、補給食を頂く。
順調に進む。
最後の急坂をのぼりきればゴール。
「ゴール! お疲れ様でした」
MCの声が終了の合図。
ああ、終わっちゃた。
もっと走りたかった。
ファンライド。
知らないモノ同士が、あいさつし合い、
軽い会話をし、時にレーサースイッチが入ったりと通常ライドでは味わえない、
フワフワした気持ちにさせてくれました。
また新たに自転車の楽しみを体験させてくれたイベントでした。
またnoteします。