私生活について 2024/07/27-

今、不安を抱えていて、精神的に不安定な状態で、精神的なことについて書かれている本を読むことは、現実に関連があって、知識の吸収が良かったり、何らかの効果が出やすかったりするのかもしれない。
だけど一方で、自分が精神的に不安定であるということが忘れにくくなる効果もあるなと感じている。
問題は、精神的なことについて書かれた本を読むことではなく、私の中の不安が完全になくならないことや、私が、自分が精神的に不安定であることを忘れられないことのほうにあるのかもしれない、とも思う。

妻の電話番号から留守番電話のメッセージが届く。
妻の声ではなく、3歳の息子の声だ。
「パパ、帰ってきて」と。
これまで三度あった。
これに私は結構参ってしまう。
私は息子を愛している。
そして、私は、愛する人のために、自分にできることがあるなら、なるべくやってやりたいと思う人間だ。
それなのに、私はどうしても妻と子供が暮らす家に戻ることができない。
愛する息子の望みを叶えてやることができない。
これが結構つらい。

夜はどうしても不安な気持ちが強くなって、それから逃れられなくて苦手だから、そんな不安な気持ちをなるべく感じなくて済むように、ここ数日は早く寝るようにしている。
そのやり方で、不安をあまり感じずに眠りにつくことができる日を何度も経験することで、「夜になっても不安が襲ってこないものなんだ」「夜が来ても怖くないんだ」ということを体が覚えてくれたら良いな、という願いも込めてやってみている。

私は精神的に不安定な人間だったから、私がいなくなったほうが、家は平和なんじゃないかな。
もう、そうでも思わないとやってられない。

今まで私はあまり自由じゃなかったのかもしれない、と思う。
だから、今は、休日の予定を自分で決めて、予算の範囲内で自分のお金の使い道を自分で決めて、連絡を取りたい人に連絡を取って、会いたい人に会う、ということを意識的にやっている。
そうすることで、自分という人間を取り戻そうとしているのだと思う。

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