私について 2024/11/21-

私は多分、自閉スペクトラム症ではない。
自閉スペクトラム症を持っている人で、もっと生活に支障が出ている人が他にいる。
でも、私が苦手としていることは、自閉スペクトラム症の人が苦手としていることと共通するものが多いし、私は少しだけ生きづらさを感じている。
同じ悩みを持つ人と話ができたらなと思うけど、私は話すことがあまり得意ではない。


私は比較的空気が読めない人間だが、その状況に合った受け答えができるようになりたいと思う人間でもある。
その上、真面目に考えてしまう性格でもあり、空気を読んだ言動ができないと、そのことについて悩んでしまう。
空気が読めなくても気にしない人間だったら、ここまで心労が大きくないのかもしれない、と思う。


先述の通り、私は自分自身のことを自閉スペクトラム症ではないと思っているのだが、自閉スペクトラム症について書かれている本に載っていることの半分くらいは私も苦手だし、「自閉スペクトラム症の人に伝わりやすい伝え方」で伝えてもらえたら私は理解しやすい。
他に自閉スペクトラム症の人と共通する特性を挙げるとすると、例えば、私はリビングが家族によって模様替えされるのが苦手だ。
パニックになるほどではないのだが、物の配置を一から憶え直さなければならない、と少しだけ混乱し、慣れるまで結構時間がかかる。
また、私は球技などの集団競技が苦手だ。
基本的なルールを憶えることはできる。
しかし、自分がコートにいたとして、今、自分が何をすべきなのか、状況を読んでプレイすることができない。
1対1のパス練習やキャッチボールは、試合に比べればまだできるほうだが、運動音痴でもあるので、そんなに上手くはできない。


私は、心理検査でIQは平均より高いほうだと言われたけど、日々生きていて「自分は頭が良くないな」と思うことが頻繁にある。
仕事では適切なタイミングで適切な判断を下せないし、難しい話は理解できないし、話すのも下手だし、大学生の頃はレポートもろくに書けなくて苦労した。
人と話していて、「え、それ、どういう意味?」と思うことが多々あるし、常識があまりない。
あとは、子供と折り紙で遊んでいても、折り方を見ないと何も作れない、とか。
それに、大学では、自分より勉強のできる人間がほとんどだったように思う。
自分は要領の悪い人間だったが、周りのみんなは上手くやっていた。


私は、「考えすぎだ」「もっと人生を楽に考えたほうが良い」と言われることがある。
先日、初めて行った美容院の美容師さんに「あなたは堅く考えすぎですよ」と言われ、「初対面で分かるレベルなのか」と驚いた。


私は、冬、寝るときには、電気代のことを気にしなければ、暖房をつけっぱなしにして、比較的薄い布団で寝るのが好きだ。
分厚い布団や毛布を使うと、翌朝布団から出にくくなってしまうのが嫌なのだ。


今、「内向型とHSP」についての本を読み進めているが、私は、体感で、内向型の人の特徴には85%くらい当てはまり、HSPの特徴には75%くらい当てはまる。
HSPは本によって書かれている特徴が若干違うように感じることがあるのだけれど。
ちなみに、ASDの人の特徴には55%くらい当てはまる。
ASDは重症度の幅が大きすぎて、重度の人の特徴には当てはまらないのだ。

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