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[証明の一球] 倉敷 舞子のスキルリンクはW球威の極致が最適解なのか [22/06/04時点]

はじめに

 ご覧いただきありがとうございます。
[証明の一球] 倉敷 舞子(以下、月UR倉敷)のスキルリンクに関する検証記事です。(検証日時はタイトル記載の通り)
チーム編成によって状況は変わると思いますが、参考になれば幸いです。


検証方法について

 簡潔に説明すると以下の通り。
 ・スキルリンクの組み合わせを4つ用意し、戦績を比較する。
 ・それぞれのパターンで同じ姉妹校相手に300戦ずつ試合を行う。

1.月UR倉敷のメモリアルリンクについて

  今回使用したメモリアルリンクの組み合わせは、表1の通り。
スキルリンクを4シーンに絞っているのは、他の向日葵持ちシーンは完凸できていないため。

表1 メモリアルリンクの組み合わせ

【スキルリンクの組み合わせ】
・①通常の向日葵スキル2種類
・②、③片方のみ球威の極致
・④W球威の極致

【その他、戦績に関わるバフ(どの組み合わせでも同一条件)】
・倉敷 舞子 信頼度8-5 粘り強い投球 Lv.10 + 看板投手 Lv.5
・絆アチーブメント 勝利を誓う絆 Lv.5
・[遥か未来へ繋ぐ今] 初瀬 麻里安(花UR) CH + みんなが物語の主役(バフ)
・[性格無比の分析] 乾 ケイ 情報を制する者(バフ)
・[光芒に背を押され] エレナ スタルヒン(月UR) 伝える決心(得点圏条件バフ)


2.姉妹校の練習試合設定

 チーム評価58000弱の混色の方と「選手に任せる」にチェックを入れ、自操作なし(フルオート)で300戦ずつ計1200戦を図1の設定で対戦。
なお、1日で1200戦は不可能なため、50戦×4パターンで6日間かけて検証。
 選手の調子については、検証対象の月UR倉敷のみ「普通」固定(保管庫に預けることで普通にできるため)。

図1 練習試合設定

【設定項目について】
・晴れ…不確定要素を減らすため
・後攻…相手の攻撃回数にムラをなくし、完投能力を図りやすくするため
・コールドなし…味方打力のブレによる影響を最小限にするため(ムード上昇によるバフはどうしようもない)
・チームスキルの発動ON…リーグマッチ、全国大会に即した条件にするため


検証結果

 ゲーム内の選手戦績で確認できる項目+αと連打回数別の連打率、完投能力(投球回数と失点率)についてまとめた(一部考察含む)。

1.投手戦績

 投手戦績は、表2の通り。
一番良い成績に青、一番悪い成績に赤色を使用。
各項目は、小数点第四位を四捨五入。

表2 投手戦績

(1) ㌄数/試合(1試合あたりの平均イニング数)
 成績(③>④>②>①)
 被打率とスタミナバフが影響。
 フェス限にもスタミナバフ(大きく上昇)がついているため、スタミナ超絶上昇のみの [情熱のリリーフエース] 倉敷 舞子(DeNAコラボ) よりも被打率の減少込みでフェス限の方が長いイニングを投げられる結果に。
 最高成績③と最低成績①では、100試合で12イニングの差が出る計算。

(2) 防御率
 成績(④>③>②>①)
 球威の極致をリンクさせることで防御率が良化。
失点に繋がる長打と連打の確率を減らすことが、投手能力のバフを上回ったと思われる。
 最高成績④と最低成績①では、100試合で76失点の差が出る計算。

(3) WHIP(1イニングあたり何人のランナーを出したか)
 成績(④>③>②>①)
 こちらも球威の極致をリンクすることで成績が良化。
四球は300試合で最大4つの差しか生まれなかったので、連打率(=ムードバフ)の影響が大きい?
 最高成績④と最低成績①では、1試合9イニング投げると約1出塁(0.999)の差が出る計算。

(4)-(7) 被打率(単打、二塁打、三塁打、本塁打)
 成績
 被単打率(③>④>①>②)
 被二塁打率(④>②>③>①)
 被三塁打率(④=③=②>①)
 被本塁打率(④>③>②>①)

 被単打率は、長打が少なくなる分フェス限が悪化しやすくなったが、被安打そのものが減ることで③④が上位に。
 被二塁打率は、球威の極致を積むたびにほぼ半減していった。
 被三塁打率は、球威の極致を1つ積めば1本も打たれなくなった。ただし、試行回数が300試合(約10000打者)であることは留意するべき。
 被本塁打率は、球威の極致を積むたびに減少。最高成績④と最低成績①を比べると10試合で4-5本の差が出た。

(8) 被連打率(安打後の打席で安打される確率)
 成績順(④>③>②>①)
 この項目は、連打条件を満たした(ヒットを打たれた後の打席)時にヒットを打たれる確率。
例えば、三振→ヒット→ヒット→三振という結果がある場合、連打数は1で連打条件を満たした数は2であるため、1 / 2 = 0.5 になる。
 最高成績④と最低成績①では、4.7%の差がついている。

(9) 奪三振率
 成績順(③>④>①>②)
 (1)と同じくDeNAコラボ倉敷の球速バフが少ないことが結果に表れている。
単体で見ると[唯我独尊ルーキー] 我妻 天 > フェス限 > DeNAコラボ倉敷 の順番で奪三振率が高くなる。
 月UR倉敷のCHに関わるため、CHの使用頻度によっては考慮したい。

(10) 四球率
 成績順(③>①>④>②)
このゲームは極端に四球が少ないため、300戦程度では判断不能だと思われる。
最高成績③と最低成績②を比較しても100試合に1.3個の差しか生まれない。


2.連打回数別の連打率

 1試合あたりの被連打率を算出。
球威の極致があれば、複数回連打される確率が下がる傾向が見て取れる。

表3 1試合あたりの被連打率(連打回数別)

3.完封能力

 完封に必要な9回まで投げきれる割合と無失点で抑えられる割合を算出。
投げきったイニングの確率・割合は、表4及び図2の通り。
平均イニング数が高い③が好成績を収めている。

表4 イニング回数率
図2 イニング割合


 失点率の割合は、表5及び図3の通り。
0-1失点は④、2失点までの割合は③が高くなっている。

表5 1試合あたりの失点率
図3 1試合あたりの失点割合

結論

 現状、少なくとも混色相手にはW球威の極致がベスト。
ただし、完投率、奪三振率を鑑みると③のフェス限倉敷+[唯我独尊ルーキー]我妻天の組み合わせも一考の余地あり。
 今回は、混色の方との試合による戦績であったため、チーム評価60000以上の染め(特に月と花)に対してどのような戦績になるかで話は変わってくるとは思われる。


最後までご覧いただきありがとうございました。