2022/09/30−10/04
2022/09/30
時間はアホほどあるのに、なかなか書き始めるのが億劫だ。
何を書こうか。
前述したように、2020年に怪我をして、治らない障害を負った。
受傷後、はじめの6ヶ月は社会復帰に向けて前向きだった。
6ヶ月を過ぎた頃から、早く死にたいと思うようになった。
理由はいくつかある。
障害が治らないものだということを、腹の底から理解し始めたこと。
それまでは、なんやかんやでよくなるだろうと、心のどこかで無意識に考えていたのだと思う。
頚髄損傷を負った場合、3-6ヶ月以内に運動・感覚機能の改善が見られなければ、もう改善することはないと言われている。
6ヶ月が過ぎたことで、症状が良くならないことが、客観的に明確になった。
できないことが多すぎる。かつ、できることをやるにしても時間が死ぬほどかかること。
指が動かないのが致命的だ。
落ちたものを拾うのに5分程かかったり、着替えるのに20分程かかったり。
例を挙げればきりがないけど、何をするにも常人の20倍程度の時間がかかる。
ここから2022/10/04
一回書くのをやめてから、再度書き出すまでにえらい時間がかかった。
要は、何をするにも時間がかかる。
プライベートにしろ仕事にしろ、「誰かのために何かをする」ということができなくなった。
厳密に言うと、やってやれないことはないけれど、他の人がやったほうが断然早い。
わざわざ自分がやらなければいけない理由がない。
自分にできることはほとんどの人にできるし、ほとんどの人ができることが自分にはできない。
仕事では、会社や顧客、関係会社
プライベートでは友人や先輩後輩、一緒に過ごしたい人達
それぞれが何を望んでいるのか、どうしたら喜んでもらえるかを自分で考えに考えて、自己満足になっていないかビビりながらも実行するのが本当に好きだったし、今思えばある種、生きがいのようなものだった。
そういうことが、二度とできない。
頑張ればなんとかなる。とかいうレベルではない。
この体でやりたいことがない。
かつ、筆舌に尽くしがたい程惨めな気持ちに頻繁になる。
ならば、死んだほうがましではないかと考えていた。