2023/01/29


障害を負ってから半年程経った頃から、内面にも変化があった。

無関心で無気力、自己評価が低く、他者との関わりを極力避けるようになった。

今まで当たり前にできていたことができない。尿や便を漏らす。落ちたものを拾うのに何分もかかる。日に日に筋肉が落ちて骨と皮だけになっていく体を目の当たりにする。上述した変化が不可逆なものであると、頭の芯から理解をする。自尊心、誇り、プライド、自信などの、パーソナリティの土台となっていたものが、無くなってしまった。

今までは、自分が劣っていると感じれば、補うための行動をしてきた。

だからこそ、自分のことをある程度好きでいられた。胸を張って他人と関わることができていた。

今の自分は、他人と関わることで、特別な価値を何も提供できない。

誰とどのように関わるにしても、障害がある以上、何かしらの配慮や介助などをしてもらうことが前提になる。

こちらが「してもらう」ばかりで、何も返すことができない、いびつな関係しか他者と築くことができなくなってしまった。

それが嫌で、極力自分以外の人間と関わりたくない。

障害を負う前から親交がある知人や友人の中には、自分の中で「いびつな関係」だとしても許容できるような、気が置けない関係の人もいた。

そのように親密な相手となら、今後も関わることはできるかと考えていたが、考え方を変えざるを得ないことがあった。

疲れたので中途半端だけれども、ここで一旦書くのをやめる。


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