はじめに(再)
頚髄損傷C6B2完全麻痺 27歳の時にこの障害を負ってから2年と7ヵ月になる。
現在、自分が何を考えているのか。受傷以来、どのようなことをどのように感じてきたのかを、整理してアウトプットしたくて書き出している。
これまでにも何度か、思っていることを文章にするのを試みたことはあったが、めんどくさすぎて続かなかった。
にもかかわらず、再度同じ類いの文章を書きはじめた理由は、「自分がいつ死ぬかわからないから」だと思う。
どうせ後で書くと思うので詳細は割愛するが、最近になって自分の気持ちが「できれば死にたい」から「死にたい」へと、ずれはじめているかもしれないと感じていた。
「死にたい」「誰か助けてくれ」「どないせえっちゅうねん」「殺してくれ」独り言の頻度と声量がひどくなってきている。おそらく、自覚なしに言っていることもあるだろうと思う。
衝動的に自殺した際に、自分が何を考えていたのかが、誰にも全く伝わらないのが何となく嫌なのでこの文章を書いている。心置きなく自殺できるようにするための、遺書のようなニュアンスだ。
ネットの海に投げておけば、見られる見られないは別として、半永久的に残るだろうと期待して。
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