フラジェリンのオンボーディングを終えてすんなりとチームに溶けこめた話
製薬業界向けのSaaSを提供しているフラジェリンでSREを担当している川端です。
入社して約半年。
AWSエンジニアとして入社したものの、インフラ中心のキャリアでコードも満足に書いてこなかった自分でもなんとかPythonやTypeScriptと闘いながらやっていけてます。
そんなフラジェリンのオンボーディングについて書きました。
フラジェリンのオンボーディングが気になっている方は、ぜひご一読ください。
入社時点のスペック
入社時点でのスペックはこんな感じでした。
コードの実務経験はスクリプト系言語(bash,powershell)のみ
git(GitHub)のアカウントを持っていない(rebase?何それ?)
AWSの資格は3つ取得していた(SAA,SOA,SCS)
実務でAWSを触っていたが、IaCの経験なし
AWSエンジニアとしてのキャリアはあるものの、SaaSの開発やコーディングなどこれまでの実務経験とは違ったチャレンジと初めてのフルリモート。
自分に求められる役割に応えられるのかと不安を抱えておりました。
そんな中、専属のメンターがついてくれるということを頼りにオンボーディングがスタートしました。
オンボーディングの内容
さまざまな取り組みをしていますが、今回は自分が魅力的に感じたものを抜粋して紹介します。
キャッチアップタスク
緊急度は高くないものの対応が必要なタスクがストックされており、そのタスクをこなしていきながら、徐々に日々のスプリントで出てくるタスクに移行していくという流れで業務に入っていきました。
自分のタスクは主にSRE系(AWSの修正・改善、バックエンドのバグfix)で、
タスク自体の難易度も入社時点の経験などで調整してもらっており、全く理解できないものはなかったです。とはいえ、当初は自力で完了できるものはなく時間を見つけてメンターとペアプロや下記の1on1を通して解決していきました。
日次1on1
毎日メンターと1on1の時間があり、その日の課題や詰まっていることを相談できる仕組みはありがたかったです。
入社したて+フルリモートということでフランクに声をかけることに躊躇していた中、メンターの時間を確保して相談できる時間は貴重でした。キャッチアップタスクの相談だけでなく、開発環境のTIPSや社内制度の不明点なども相談できたことで、不安を解消することができました。
タスク達成のスピードより理解度を優先する
ここが、フラジェリンのオンボーディング(というかエンジニアチームの雰囲気)で一番気に入っているところです。
開発のスピードを優先されて急かされることはほとんど(記憶の中では一度も)なく、プロダクトやコードの理解にプライオリティが置かれていました。
変更箇所で言えば5行程度の変更でも「ここを直せばいいから」と結論だけを説明されるのではなく、コードの構成や役割などを通してその結論に至るまでの経緯や考え方を教えてもらう事ができました。
そのため後々、似たようなタスクを行う場合でも修正箇所や影響箇所の根本的な理解が深まっているため、自分のタスク処理スピードが上がっているように思います。
3ヶ月のオンボーディング期間を終えての感想
日次の1on1をはじめとして事細かに自分の立ち位置を確認し続けてくれたことは非常に助かりました。
自分自身の能力や要望をきちんと把握した上で(できるだけ)それに合ったタスクがアサインされるので自然にスキルが上がっていく感覚がありました。「とにかく実践、OJT!!」のような勝手にイメージするスタートアップのそれとは大きくかけ離れたオンボーディングでした。
また、オンボーディングに限った話ではないですが「わからないことを気軽に聞ける」という文化がフラジェリンにはあります。リモートならではの距離の遠さを感じずに気軽に相談できています。一人で困り果てるとすぐにSlackで質問できたのは「入社したて+初めての実務コーディング」の自分にとって非常に助かりました。
まだまだ「完全に理解した」なんて言うつもりはないですが、この半年でできるタスクの範囲が間違いなく広がりましたし、チームへもすんなり馴染むことができたのではないかと思っています。
SaaSの開発やコーディングといった入社当初の不安要素は解消できています。
最後に
フラジェリンでのオンボーディングの雰囲気を知っていただけましたでしょうか。会社に言わされているわけではなく(ホントに)、心にも時間にもゆとりを持って働ける非常に良い職場だなぁと感じています。
少しでも興味持たれた方がいましたら、以下よりお話し聞いてみませんか?絶賛エンジニア募集中です。