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コーチングわいわい会で学んだ「やりたい」と「いきいき」

はじめに

こんにちは、back check 事業部でスクラムマスターをやっているぐっきー@Area029S)こと山口です。
今回は外部イベントのコーチングわいわい会のご紹介と参加して学んだことをお話ししたいと思います。

コーチングわいわい会

コーチングわいわい会とは、職業やドメインを超えてコーチングという言葉が浸透してきた昨今、「コーチングについて、プロのコーチも、学んでいる人も、興味がある人もフラットに語れる場」としてTAKAKING22さんが開催してくれたオンラインイベントです。

私はスクラムマスターとして、チームや組織の成長を考える上でコーチングがどう機能するのかについて、コーチングと関わりのあるいろいろな人の声を聞いてみたく参加してきました。

イベント内容

このイベントでは事前にアジェンダを用意せず、コーチングをテーマに参加者が議論したい内容を提案し、興味をもった人たちが自主的にセッション枠を割り当てて議論を作っていく形式で開催されました。

参加者の層も幅広く、プロのコーチからスクラムマスター、開発責任者、エンジニアなど最近勉強を始めた人、コーチングってなにそれ美味しいの?な人を含め様々な人が参加されていました。
日頃からアジャイルコミュニティのイベントに参加している方が多かったことも含め、武士以外は開発に関わる職種の人が多かったです。

参加者の種別


会場の雰囲気

参加者が議題を持ち寄っていることもあり、どのセッション会場も盛り上がっていました。

印象的だったこととして、コーチングのイベントだけあり参加者の方々みなさんが聞き上手でスピーカーの話をどんどん深堀りしていく様子がどの会場でも見受けられました。
その結果コーチングの理解の浅い私も、コーチング初見者の方々も議論を途切れることなく理解を深めることのできる場が成立していたように思います。

わいわい会で得た学び

クライアントとコーチング双方のコミットが大切

コーチングがうまく機能しなかった体験談を聞くことができました。

クライアントとしてコーチングを体験したスピーカーがコーチと対話をする中で yes と言わざるを得ない質問に誘導されていると感じてしまう状況があったというお話しでした。
その結果、コーチはなにを聞きたくてこの対話に望んでいるのか不信感を感じてしまい成果を得られなかったという内容でした。

ここでスピーカーが得た学びとしては、コーチにもそれぞれ相性があり、クライアントがいかにナチュラルな状態でコーチとの対話に臨めるかが大切ということでした。
コーチングもクライアントとコーチ双方がお互いに力を発揮できる状態でないとうまく機能しない、その上でクライアントもコミットしようとすることが大切だという議論がありました。

また、期待値の不一致があった場合にはコーチングの中止を切り出してくれるコーチがいたという話もあり、必要なことをズバッと言ってくれることも大切だよねという意見がありました。

やりたいことへの気づき

また、成功体験についてもお話を聞くことができました。

スピーカーさんが研修でたまたまコーチングを受けたときのお話です。
コーチから「お金も時間も十分にあって、なんでもできるならなにがしたい?」という質問を受けて「静かな湖畔の家に住みたい」という欲求に気づくことができた。そして、この願いは実は仕事の引退まで我慢する必要もなく、今できることだった。その結果、現在は長野に引っ越してやりたいことを一つ叶えた状態になれた。という内容でした。

この話では、コーチングによって自分の願いに気付けた。無限には来ない未来というやつですねぇ。というコメントがありました。

私自身、自分の欲求を再認識するということは見失いがちだからこそ大切だと感じました。

おわりに

気づいていないだけで、日々の仕事でも自分が喜びを感じられるような小さな「やりたい」はたくさん散らばっていると思います。
日々の仕事の小さな「やりたい」が視えるといきいきと働けるのではないでしょうか?もしかしたら「やりたい」のためには働くことすら不要かもしれませんね。

コーチングは「やりたい」に気づかせてくれる手段のひとつです。
もしよければ、コーチングを学んでみてはいかがしょうか?

「やりたい」を大切にしていきいきと働きましょう!

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