20代では気づきにくい、無限にあるようで実は有限なもの
「友人との旅行(特に泊りがけ)スノボや初詣などの年次イベントに行く機会。」
社会人になりたての頃〜20台半ばくらいだと、学生みたいに"卒業"がないので、友人と旅行に行ったり遊んだりする時間がずっと続くような錯覚を覚えます。
自分も社会人になって会社の同期とよく旅行や遊びに行くようになり、それがずっと続く当たり前のように感じていました。
でも実際は、結婚してパートナーとの生活が始まったり、子供を持ったりすると、泊りがけで旅行に行くことのハードルが格段にあがります。
スノボや初詣、社会人サークルの合宿など、年次イベントは、今年は無理でもまた来年参加すればいいや、なんて思っていると、実はそれがその時の友人たちと一緒に参加できるのは最後のチャンスだったりします。
自分の場合も、20代半ばくらいから後半、30代前半で結婚したり子供を持ったり、転職により転居する友人もおり(自分もベトナムに引っ越したり)、
「仲のいい会社同期で揃ってスノボ旅行に行く」
みたいなことが気楽にできたのは、今振り返ってみれば20代中盤の4,5年間だけでした。
そしてそのことに気づいたのは、そのような自由がなくなり始めた頃でした。もっとはじめからその有限性を自覚していれば、もっと1回1回の旅行や遊びを大事にしただろうなぁ、と思います。
ただ、幸い自分は仕事の自由が効くほうだったので、同期とはあちこち旅行や遊びに行っており、「あれができなかった」というようりは、「あちこち遊びにいけて良い時間だった」と思えています。
もし仕事だけに熱中して、一息ついて「少し遊びにも時間を使おうかな」と思った頃には周りが落ち着いており遊び相手がいない、というような状況に陥っていたら、きっと後悔していただろうと思います。
もちろん、そうした状況を受け入れた上で仕事を優先するという選択をするのであれば、それはそれで良いと思いますが、深く考えずに「とりあえず友人との時間は後回し」だと、あとから後悔するかもしれません。
「また今度」が意外とない20代の友人との時間、よく考えてどう使うかを選択することをおすすめします。
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