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第一印象

第一印象という言葉が何度か自分の人生に出てきているのでその場面を振り返りたいと思います。

①大学2年生のときの授業で
2016年でした。履修していたリーダーシップ論という講義で、そのときは人に対する第一印象だったと思いますが、確かその印象がその後も末永く続く可能性は70~80%と先生が紹介していました。

②イチローさんのインタビューで
イチローさんが2019年に引退されたとき、イチローすごろくという企画(イチローさんがサイコロを振りながらところどころで止まり、そのマスに書かれた内容に関する質問に答えるという企画)で、大人になればなるほど第一印象って大事と思うようになったとおっしゃっていました。

③Edinburgh lectures on Mental Scienceという本の中で
その本の文を直接抜き取ると
”Our very first impression of feeling on any subject is generally correct. Before the objective mind has begun to argue on the subject, it is like the surface of a smooth lake which clearly reflects the light from above; but as soon as it begins to argue from outside appearances, these also throw their reflections upon its surface, so that the original image becomes blurred and is no longer recognizable. This first conception is very speedily lost, and it should therefore be carefully observed and registered in the memory with a view to testing the various arguments which will subsequently arise on the objective plane."
自分なりに要約すると
自分らが受ける初めの印象は、どんなことであれ、だいたいあってる。そして、しょっぱな受ける印象というのは、湖の透き通った水面に映し出される光のように、まずそれが保存される。が、その後何度もそれを見ていくたびにその外見もまた、水面に上書き投射されることで、少しずつ第一印象は薄まっていき、もはやそれはいずれ認知できなくなる。第一印象というのはすぐに失われるので、気を付けて、その後自分がそのものに行う観察と共に記憶に残しておくべきだろう。
まぁこんな感じでしょう。

ということで僕の人生の中で第一印象という言葉が出てきた場面を振り返りました。基本的にこのNoteには僕が書きたいことを書いています。それによって覚えときたいからです。これらの3場面は第一印象というワードを思い出させてくれるので今日書いといています。というのも、結構いろんな場面で、人に妥協することがあって、妥協してきたことがあって、まぁ些細なことなんですけど、例えばそんな好きでもない人から誘いがきて断れなかったり、逆にそういった人に連絡したり、なんかいつも一緒にいてみたり、テレビで見るそういう人のアドバイスを聞いていたり。結構よくあるんです。
よく世の中では、最初は嫌いだったけど今は好き、とか、最初の印象はよくなかったけど、いまはよくなったとか、結構聞いていたので、それを鵜呑みにして、僕もそうしていたのかもしれませんが、冷静に自分が持つ第一印象に関する上のような情報を思い出し、自分の経験を振り返ってみると、少なくとも僕の人生の中では、第一印象がすべてといっていい。最初からよくない印象の人はいまでもところどころで波はありつつもなんやかんやそのままだし、最初から良い人はなんやかんやいまでも良いので、もう第一印象が、僕の場合はすべてと考えて、物事を判断・決断して生きていこうと思います。

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