2019年のベスト3曲
少し早いですが、決まっちゃいました。2019年のベスト3曲。
ちなみに今年「良く聞いた曲」であって、今年「出た」曲には限定されません。
1. Mint Julep「The Promise」
かなりマイナーかもしれないが、今年 Kieth Kenniff という才能に出会えたのはかなりラッキーな収穫だった(坂本龍一のプレイリストで知った。教授とは交流があるらしい)。
彼は Apple の CM 曲を作っていたりするが、この Mint Julep は奥様の Hollie とやっているシューゲイザーユニットで、シューゲイザーという括りではマイブラに次いで感動した。美しい女性ボーカル(基本的に僕は女性ボーカル好き)とメロディが堪らない。特にこの曲は音の鳴らし方が素晴らし過ぎて言葉がない。
ちなみに最近新調したヘッドホン選びの際の試聴でレファレンスとして使ったのもこの曲である。(選んだヘッドホンについては、別途書こう)
Kieth は Helios 名義、Goldmund 名義での活動も素晴らしい。来年1月には Mint Julep のニューアルバムがリリースされるというニュースも飛び込んできた。僕はこの人たちの作る音楽には犬のように忠実についていくことを決めている。
2. FINAL SPANK HAPPY「夏の天才」
これは昨年の曲(伊勢丹のグリーンキャンペーン テーマ曲)
名前だけは知っていた菊地成孔に(ようやく、満を持して・笑)出会ったのは、間違いなく今年のハイライトである。
きっかけは彼がNHKのラジオ「すっぴん!」のゲストに出たことだった。
彼も色んな活動をしているが(一人では追いかけられないくらい)、音楽で一番分かりやすくしっくり来たのが、この FINAL SPANK HAPPY である(正確には彼の友人の Boss The NK がやっているが、なかなか理解されないだろう、すぐには。詳しくはいつか書く)
この曲は素晴らしくカッコ良くてシビれるトラックもさることながら、「法王とアイドルの濃すぎたマンゴージュース」などという意味不明の歌詞が好き。
ライブも行った。今年あと2回行く(笑)。ライブはCDをそのまま大音量でかけるだけで、全編リップシンク(口パク)ですが(笑)
ということは、誰でもコピー出来る訳で、僕と一緒に FINAL SPANK HAPPY のコピーバンドをやってくれる女性を募集してます笑
菊地成孔は本も何冊か読み、ブログを読むためにニコニコチャンネルの有料会員にもなった。すっかりハマっているという訳である(笑)
3. 小沢健二「薫る(労働と学業)」
聴いた翌日にもかかわらず、早速チャートインしたのがこの曲。一日中リピートして聴いてた。
今年はアルバムが久しぶりに出て、でも実は新曲は少ないし、最近の小沢さんはSNS始めたりしてフツーになって何だかつまらないし、といった不満は(期待が高いだけに)いくつかあるのだが、やはり僕の精神世界の何割かは小沢健二で出来ていることは否めない。(小沢さんに関してはいつか書こう)
それとはまったく別に、単純にこの曲は素晴らしい。「それは男性の中の女性の、あるいは女性の中の少年の、あるいは少年の中の老人の喜びか?」「それは軟弱の中の硬派の、あるいは繊細の中の大胆の、あるいはプレイボーイの中の初恋の輝きか?」というパートが一番好き。と言っても伝わらないと思うけど。ぜひ一度聞いて下さい。
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