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Mr.Coach Day5


ゴールセッションの流れを理解する

定性GOAL・定量GOAL

定性GOALは、目的
何のため、誰のために
数字で測れない抽象的なもの
終わりがない、追い続けるもの

定量GOALは、目標
数字で測れるもの
期限がある

上位に定性GOALがあり、その下に定性GOALを成すための
定量GOALが幾つかぶら下がる構造

僕らは定量GOALに囚われ、目的を見失ってしまいがち
しかし、定量GOALはあくまで通過点
定性GOALが常に上だと認識しておくことが大事

認定試験に受かる事は目的じゃなく通過点
俺がMr.Coachに入ったのはクライアントを救う為

GOALは探すものではなく創るもの

自己理解は過去を掘るもの
GOALは過去の延長線上に無い未来に設定するもの
「本当はどうなりたいのか」を創っていく

定性GOALセッション

効果的なGOAL設定とは?

現状の外側(延長線上の自分では到底辿り着けない場所)に設定すること

人間の本能は「変わりたくない」(心も体も)
= 快適な状態に留まりたい

この現状維持機能が三日坊主を引き起こす
何か挑戦を始めても気付いたら元通り
この機能があるから人は変わることが難しい

ではどうすればいいか?
「快適な状態」を未来に作ればいい
快適な状態を未来に作ると、その状態を維持しようと体が動き出す

どうすれば快適な状態を未来に作ることができるのか
・現状の外側にGOALを設定すること
・高いエフィカシーを保つこと

「自分はそのGOALを達成できる」と信じていれば、
体はそこに向かって動く

現状の外側にGOALを設定する理由・メリット
①高い成長率を獲得できる
②盲点が外れ、新たな道筋が見える

だから、GOALは現状の外側に設定すべき

GOALは必ず自己機能由来でつくる

授業の中で細かい説明は無かったが、自分は以下のように解釈した

自己機能由来だと
・心から欲しい…want to:無意識に体が動くほどの強い欲求
・エフィカシーが高い領域…能力:苦なく息を吐くように出来てしまう

この二つを兼ね備えたGOALになるため、GOALとして非常に機能しやすい
イキイキとGOALに向かって体が動きやすい
だから、自己機能由来で決めると良いのだと感じた

コーチは、クライアントと一緒に具体の世界に入らない

ワークシートの中で、クライアントに4つの問いに答えていただく
例)「なにも制限がないとしたらあなたは何をしていますか?」

これは一人でやっていただく
コーチと共に考えることはしない

理由は、コーチがクライアントと同じ目線になることを避けるため
一緒に深掘りしてしまうと同じ目線になりやすい
コーチは、クライアントと一緒に具体の世界に入らないことが大事

それはなぜか?
具体=定量になってしまうため
目的ではなく目標が出やすい
こうなると、定性GOALを決めるという目的からズレてしまうため

右斜め上から「とは?」や「それってどういうイメージですか?」といった問いを投げるイメージ

とは?を使う

チャンクダウン(塊をほぐす)
「とは?」で問うことで、抽象度の高い言葉の解像度を上げる事が出来る
また、相手の気付きを促進しやすい

例)「かっこいい」とは
解像度を上げておくとイメージがしやすいのでGOAL設定もしやすくなる

承認の合いの手を多用する

GOALは未来なのでどんどん承認してクライアントを未来にぶっ飛ばす
※大きすぎるGOALを言われても絶対に否定しない事

定性GOALの条件

1️⃣見るだけでエネルギーをもらえる
2️⃣状態を表す

定性GOALが決まった後に、以下の2つの問いを投げる

①この世界が実現した時に、どんな具体的な事実が生まれている?
この質問の意図は??
具体にすることで世界のイメージをより明確にするため??
定量GOALを決めやすくするための仕掛け??
この仮説を持って実践し、それでも分からなければ質問する

②実現しなかった時はどんな世界になっている?
このGOALはあなただけのGOALでは無い
あなたの大切な人や救いたい人の人生にかかわる
使命感を根付かせるための問い

この時のクライアントの感情も聞くと良いと感じた
やるせない、悔しい、悲しい等の感情が出ない場合は、
心から欲しいものではない = GOALとして機能していない
機能しているかどうかのチェックが可能

定性GOALセッションで一番大事な事

コーチがセッションを楽しむこと
コーチが楽しんでいると、その感情がクライアントに伝染する
グッドを送りまくってクライアントを未来に飛ばす

定量GOAL

GOAL設定の大事な観点

チャレンジング:5 臨場感:5
GOALは高ければいいってもんでもない
大前提、「本当にやりたいと思っていること」が大事

定量GOALの作り方

1年後⇨6ヶ月後⇨3ヶ月後と、遠い未来から手前に向かって
順番に作っていく

定量GOALの重要な観点

期日、質、量が含まれているか
下げていくパターン
上げていくパターン

下げていくパターン
1️⃣否定せず共感傾聴をする
2️⃣時間軸を手前に持ってくることで臨場感をつくる

お客さんがコーチを喜ばそうと強がった目標を出してくる事があるので注意
本心でやりたいことじゃないと機能しない
時間軸を手前に持ってくる問いを投げ、その反応を見てチェックする

時間軸を手前に持ってきて臨場感を作ってもGOALが下がらない場合は、
まずそのままやらせてみて、臨場感を上げてから潰れる前にケアする

上げていくパターン
1️⃣できるか、できないかの認知を変える
「出来るか出来ないかで考えてないですか??手にできたら最高かどうかで考えてください」を使う

2️⃣FFを繰り返す
「どうすればできますか?」と問う

「どうしたら出来るか」という観点を入れると、
「考えてみたら意外といけそう、もっと高い目標でもいけるかも」といった
気付きを得て、GOALが引き上がりやすい

「出来るか出来ないか」で判断する人には、外側の世界を見せてあげる
おそらく現状の外側を考えたことすらない

現状の外側のGOALを提示し、どうすれば出来るかを考えさせると、
「案外もっと高いGOALにいけるかも」となりやすい

やり方がスムーズに喋れる場合
→すでに頭にある=出来ちゃう=現状の内側

3️⃣達成不可能なGOALは何か?
「さすがに無理だ」と思って諦めているGOALは何かありますか?
実際コーチとやり方を考えると、盲点が外れて「案外いけるかも」と
なりやすい

それでも上がらない場合は、差分ワークをやる
「3年前の自分と比べてどんな成長がありましたか?」と問う
人はガラッと変わったり、成長したりする可能性があることに気付かせる

セッションの進め方

都度、チャレンジング5・臨場感5になっているか
出来る出来ない思考になってないか、観察しながら進める

観察が重要
ヒリつきを感じたら笑顔が無くなる
笑顔がありすぎたらチャレンジが少ないかも

臨場感5チャレンジ5はどう判断するか??
クライアントに自身で感じている割合を聞き、その反応を見て判断する
こちらでジャッジするのではなく、まず問いを投げることが大事

「分からない」と言われたら、
「ではこのゴールは、どうやって達成していきますか?」と投げる
方法をスムーズに喋れるならチャレンジは低いと判断できる

その場合は、「今の自分が到底できないぐらいのものにしてください、
理想は何ですか??出来るか出来ないかではなくやりたいかやりたくないかで判断するんですよ」と投げる

もちろん本人が望んでいることが大前提

否定と受け取られる表現をしない
高過ぎるゴールを言われても「マジか」とか言わない
「いいね、行こう行こう」と受け止めてから、下げていくパターンを試す

コーチングとは

コーチングは人の人生を扱う尊い仕事
人を生かすことも殺すことも出来てしまう重い仕事

当然、生半可な気持ち・スキルでやるべきではない
自分と顧客に常に本気で向き合い続けるべき

コーチに正解はないからこそ、より良くしていくしかない
=どこまでも成長を楽しむことができる
=最高

やっぱりコーチは最高にカッコいい生き物
自分を誇れるコーチに必ずなる


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