転職直後(4ヶ月以内)に住宅ローンを組む方法
こんにちは、ソウタです。日系子会社に勤めるサラリーマンです。前職ではかなり手厚い住宅補助があったことから賃貸住まいだったのですが、転職により住宅補助がなくなったため住宅購入を決意しました。
一般的には、住宅ローン審査は勤続年数が最も重視される、と言われています。なので巷では転職してから1年以上その会社に在籍している必要があるというのが定説となっています。そのため私も当初は2年くらいは賃貸住まいかな?ゆっくり家探しをしよう、と考えていました。
2年くらいゆっくりしようと思ったのになぜ転職直後に動いたのか、それは家族の体調の問題です。前職では借上社宅という扱いでしたので、退職と同時に家を出ていかなければなりませんでした。そのため、新しい家に引越したのですが、そこが大きい車通りの多い道に面しており排気ガスがひどく、息子が喘息気味になってしまうなど、かなり厄介な状況に陥ってしまいました。なので、早く引越したいという気持ちが強くなり、せっかく家を買うならその2年間に払う賃貸の費用もったいないし、という気持ちも猛烈に湧き上がってきて行動に移したという次第です。これはそんな転職初月から奔走した実際の記録となります。
さて、質問ですが、
本当に1年間は住宅ローンが組めないのでしょうか?
いいえ、組めます。組めました。しかも転職直後(初月)に家探しを開始し、その翌月(つまり入社してから1ヶ月経過)に住宅ローンの仮審査を複数の金融機関で通すことができました。ちなみにローン契約は転職4ヶ月後でした。
この複雑なご時世、ますます戸建・マンションの値上がりが予想されています。なので、早く我が家が欲しい、そう思っている方も多いことと思います。いや、むしろ今買うのはリスク高くね?というご意見もごもっともです。ただ、家が欲しいけど私のように転職したばかりだからローンを組めないと悩んでいる、諦めてしまっている、そんな方もいらっしゃると思っています。このnoteはそんな方の助けになればと思い書いています。
このnoteでは転職1ヶ月後に仮審査を通し、4ヶ月後にローン契約をしたソウタが、どのようにローン審査を通したのか、また、どこの金融機関で通したのか、その方法について語っていきます。
章構成は次のようになっています。
著者のスペック
協力的な営業マンを探す方法
ローン審査で重要視されたポイント
どこの金融機関ならローン審査できるのか
2章「協力的な営業マンを探す方法」ですが、このローン契約においても積極的に動いてくれる協力的な住宅メーカーの営業マンを探すことは本当に重要になります。なので4章で実際にローン審査できた金融機関をご紹介はしますが、それよりもまずは信頼できる営業マンを探すことを私はお勧めしています。
1. 著者のスペック
著者のスペックです。決して優れた経歴というわけではありません。一応注目すべきは、そこそこ大きい企業から中小企業に転職したところです。ちなみに転職先も実はローン審査で重要視されたポイントになっていますので、それは3章で触れます。
34歳エンジニア
3人家族(妻、子2歳)
前職:TOPIX Large70に属する企業に9年間勤務
現職:TOPIX Large70に属する企業の子会社に勤務
融資額:年収 x 7倍
2. 協力的な営業マンを探す方法
協力的でかつ機敏な営業マンを探すこと、これ、まじで重要です。今回我が家は一戸建て(注文住宅)を第一候補に家探しをしていました。その際にいくつかのハウスメーカーの営業マンと面談したのですが、最終的に契約をしたハウスメーカーの営業マンと早々に出会っていなければ、2年間家探しを諦めてしまっていたかもしれません。
ちなみに実際に面談したハウスメーカーは4社です。
業界最大手
業界大手
業界大手
中規模な工務店
あえて、名前は今回書いていませんが、中規模な工務店、ここは色々な面で最悪でした。具体的な最悪話はまた後日別の記事で書きたいと思いますが、やっぱり業界大手を選ぶべきだ、そう思いましたね。
それはともかく、ローンの面で何が最悪だったかという話です。中規模な工務店の営業マンは「仮審査を通せるかをまずはお付き合いのある金融機関で口頭ベースで探ってみます」、と自信ありげに言ってくれたので、ではとお願いしました。ただその結果は「転職直後だと厳しい」というただそれだけの回答でした。それは予想していたシナリオの1つだったので、それはまぁ良いのですが、その後音信不通になると言う始末。おい、マジかよと言う感じでした。こう言うところで会社の質が出ますね。その営業マンはマジで猛省してください。
ただ実は上に書いた4つの会社とは同時並行でやりとりしていました。もし他の会社ともやりとりしていなかったら2年後まで家購入を諦めていたかもしれません。そう思うとゾッとしますね。
ちなみに残り3つの会社について、そのうち1社の業界大手の営業マンも、あまり相性が良かったとはいえません。仮審査出してみましょうと結構乗り気でしたので、2つの金融機関で試してみたのですが、そのどちらも「3ヶ月分の給与明細は必要」との回答でした。3ヶ月経てば仮審査が通せそうなのだから、当然営業マンの立場としては適当に3ヶ月間を適当に繋いでおいて、3ヶ月経ったら本格的に動き出せば良いと考えますよね。なので他の金融機関を探してくれたりはしません。それは理解できます。わざわざお付き合いのある金融機関以外と話をしに行くメリットなんて彼にはないでしょうしね。多分。なので半ば諦めで3ヶ月待とう、と思っていましたが、この2社とは違ってとても頑張って動いてくれたハウスメーカーがありました(いつか書きます)。
それが業界最大手のハウスメーカーの営業マンです。同時並行で進んでいたので「実はいま2社と打ち合わせをしていて仮審査でこんな感じだったんでやっぱり無理ですかねー・・・」相談したところ、「いや1ヶ月でもいけるところ探してみましょう!」とそこそこの数の金融機関を当たってくれたのです。その結果、1ヶ月でも大丈夫な金融機関を4社見つけて来てくれました(多分実際にはもっとあります)。本当に彼には感謝しています。今考えれば自分で探すことも可能なのですが、なにぶん初めてなことなのでそこまで親身になって探してくれた彼には本当感謝しています。ちなみにその中から一番利率の良い金融機関を選び契約にいたりました。
この記事を最後まで読んでいただいた方は、転職直後でもローン契約できる金融機関を知ることができます。とはいえ、それでもあくまでネットの個人が書いた記事、やっぱり本当に審査が通るかは不安になりますよね。ぶっちゃけ、私も本当に通るかめちゃくちゃ心配でした。そう言う意味で、家づくり・家探しをする、というのは信頼のできる営業マンと一緒に進めることが本当に大事なことだったと実感しています。なので是非まずは良い営業マンを探すことから始めることをお勧めします。
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