正義の反対 「スターウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け」
銀河を左右する戦争、ダース・ベイダーの登場シーンの音楽、ライトセイバー、フォースなど、男心をくすぐる仕掛けが満載のスターウォーズ最終作。
子供の時に、ビデオでエピソード4を見て、1970年代にこんな映像を作ったという事実に感銘を受けたことを覚えている。その映像はさらに洗練され、進化を続けて最終作である本作にたどり着いた。
私はスターウォーズシリーズがテレビで放映されると必ず見る。そしていつも思う。そもそもなぜ戦っているんだっけ?いや、自由を取り戻すためなんだろうな、というのは何となくわかりますがね。日本の物語と比べると、敵の悪さがわかりにくいような気がする。昔どこかで聞いた、「正義の反対はまた別の正義」というフレーズがスターウォーズにはまさに当てはまるのだ。それがジョージ・ルーカスの感覚なのか、アメリカの感覚なのかはわからないけど、ある意味でとてもリアリスティックなのかもしれない。
そういう小難しいことを抜きにして、何回見ても映像の美しさと洗練度合いにいつも感嘆し、第一作は私が生まれる前に誕生したという事実にいつも感心させられるのである。
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