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炎暑ゆく夏

8月中旬、とりわけお盆の辺りになると
自然と思い出すのは、家族。
でも今年は、
自分の価値観ややりたいことを言語化できた
燃え上がった夏を過ごした大学時代
しか思い浮かばなかった

やりたいこと何?

いつも頭の中にあるのは

  1. 困ってる人を助ける人になる

  2. 日本中の職人と一緒に仕事をするコミュニティを作る

困ってる人をなくしたい
私の人生において絶対に叶えたい大きなテーマ
(もう1つの夢は気が向いたら)

何がきっかけかと聞かれると
育った環境や育ててくれた大人たちのお陰で、
何の才能もない私が何不自由なく真っ直ぐに無邪気に
まだ何も書かれていない画用紙のように
育ったことに気づいたから

受けた愛情や恩は還元すべき
(くさい表現かもしれないけれど、使命感)

お盆で大半は休暇を取っているオフィス
いつもと同じように出社し、パソコンと向き合っていた
そんな時ふと、今年は何とも言えない感覚が生まれた
毎日不変的な生活の中で、
惰性的な暮らしの中で、
『自分の居場所はここじゃない。
 いつまでもじっとしてるなんてありえない。』
そう思うような感覚
そわそわして落ち着かない

肌を焼く炎暑からゆく夏の気配を感じると、
ああ、今年もあの夏が終わる

人に腹の中を見せない私が初めて
本当にやりたいことを話した、
やりたいことに気づいて言語化できたあの夏が
終わる

嫌いなはずの夏がすぎるのがさみしいのか
あの夏を超える燃える夏にしなかったことへの後悔なのか

誰かを助けるにはまだまだ頼りない
けど、確実にヒーローになれる方法はある
思っているだけじゃ叶わない

あとは私らしくただただ走るだけ


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