デジャヴュ

古いものが好き
古民家
京都の町並み
鎌倉
仏閣
神社
伝統工芸
これぞ日本と誰しもが思い浮かべるものたちが大好き
初めて触れるもの見るものなのに
なぜか懐かしさを覚える
『あーこれ、なんか知ってる懐かしい』
ついついそう思ってしまう

子供の頃は頻繁に【デジャヴュ】というものに合っていたけれど
大人になるに連れその感覚や存在ははどんどん薄れてしまった
『この光景、夢で見たことある！』
なんて思えなくなったのはいつの日かも記憶にない
さみしい
何とも言えない胸をぎゅっと掴むようなあの感覚

古いものは、そういう大人になってなくなった感覚を呼び起こしてくれる貴重な存在
作る人たちの思いを聞いて、
驚き、共感し、その道を貫く姿を尊重する

作品や物はもちろんすごいのだけれど、
それらを生み出している技術があってこそ
古の昔に生まれたものをこうして現代にまで繋ぎ続ける人たちがいるからこそ

【デジャヴュ】にまた合いたくて
私は古いものを手に取る