テーブルトークRPGを楽しもう!(18)~「アンチェインアームズ」でソロぼっち~


はじめに

 この記事をクリックしていただき、ありがとうございます。
相変わらず、ゲームをせず、1人でルールブックを読むだけを楽しんでおります。

 今回は、『ダブルクロス The 3rd Edition(以下『DX3』』の拡張ルールブックである「アンチェインアームズ」を取り上げます。
詳細は、以下のリンクをクリックしてご確認ください。

1年後の世界……

 もう15年も経つんですか。
実年齢18歳で始めたなら、もう33歳になってますよ。
何人が、いまだに『DX3』をしているんでしょうか?
これから始める人の方が多いかもしれないですね。
   今から始める人は、1年後の世界が標準としてプレイをしていくわけか。
1年後の世界を中心に展開することで、新規プレイヤーに『DX3』をスムーズに遊んでもらう環境づくりを期待したいところです。。

『DX3』での世界では1年しか時間が進んでおらず、そして隕石が落ちてきました。
新たな変異を導入するには、宇宙からってのはいいですね。
『DX3』の世界がどう変化していくのでしょうか。
基本ステージを充実させていくだろうから、基本ステージ以外の設定はしばらく出そうにないですね。

 新組織が登場したので、従来のUGNやFHの立ち位置が変わりそうな記述があります。
となると、現在は書籍では手に入りづらい「パブリックエネミー」や「ユニバーサルガーディアン」の改訂版が出版されてもおかしくはありません。
 できれば、合本で出してください。
タイトルは「ネクストオーガナイゼーションズ」でどうでしょうか。

通常のレイアウト

 本の体裁は今までと変わりなし。
「いつものやつ」って、思わず言ってしまいそうです。
古参プレイヤーなら、パラパラと見るだけで必要な情報を見つけ出せるでしょう。
変わり映えしないのが、いいってこともあるんですね。

今後のゲームのレギュレーションの提示

 「アンチェインアームズ」では、『DX3』のレギュレーションを提示しています。
私の印象では、マイナーバージョンアップを『DX3』は今後行っていくのでは、と考えています。いわゆる『DX3.1』といったところでしょうか。

 現在の『DX3』の展開だと、紙媒体(電子媒体を除く)でのルールブック類の入手が困難であること。再販が厳しいのも多数あります。
 また、ルールブック類がたくさんあるために、どのルールブックを用意するのが妥当なのか、これからプレイを考えている人には悩ましい問題として立ちはだかります。
これって、プレイするのをやめてしまう原因にならないでしょうか?
 実際に、私も『DX3』を買う際にどれを買えばソロぼっちが楽しめるか悩み、インターネットで調べました。

 「アンチェインアームズ」では、1年後の世界として『DX3』を楽しむために、以下のルールブック類を推奨しています。
初めて『DX3』のプレイを考えている方は、今後の展開を踏まえ、以下のルールブック類を順番にそろえるのは、いかがでしょうか。

1.ルールブック1
2.ルールブック2
3.上級ルールブック
4.エフェクトアーカイブ
5.リンゲージマインド
6.アイテムアーカイブ
7.アンチェインアームズ

 全てを買いそろえるにはお金がかかります。
まずはルールブックのみ購入し、楽しめそうなら上級ルールブック等を随時検討していくことになります。
今後の拡張ルールブック類の発売状況を見ながら、購入する時機を見極めるのも有りです。

イマーシブモード

「アンチェインアームズ」の搭載されたイマーシブモード。
これは、なかなかのもんですよ。
単発プレイに活躍できそうな感じです。
 このようなルールを発表してくるところに、『DX3』が長年遊ばれている訳が分かるような気がします。

 何がすごいかって、キャラクター(以下「PC」)を作成する時間が格段に減らせます。
これなら、サクッと『DX3』をプレイしたい時に、すぐにできます。
『DX3』は、キャラクターの選択の幅がたくさんあるので、ルールブック以外に拡張ルールブックを採用すると、こだわりのPCを創るなら1日かかってもおかしくありません。
 かと言って、ゲームマスター(以下「GM」)の用意したPCを使うのも、ちょっと物足りなさを感じてしまう時があるかもしれません。
 
 イマーシブモードなら、そんな心配はご無用。
なんせ、PC作成の選択肢がほぼない。エフェクト1ページです。
初めてプレイする時のデータの参照の最小限にできます。
オンラインのプレイにも向くのではないでしょうか。
選択肢がないから、GMに渡されたPCでも全然問題なし。
シナリオによっては、パーソナルデータだけを自分で決めれば、即プレイに持ち込めす。
久しぶりにプレイする時もすぐに戻ってこれるデータ量です。
私もシナリオがあれば、すぐにできそうです。
 
 イマーシブモードには、成長がありません。
これって、私的には重要です。
PCがどこまで成長できるかを踏まえると、PC作成に時間がかかってしまいます。
『DX3』は経験点をプレイヤーに付与するので、他のPCに経験点を使うことができます。
イマーシブモード用のPCは成長を考えなくていいので、その場の最高のPC作りに専念できます。
これは、単発プレイに最適じゃないですか。
 
 初めて『DX3』をプレイする友人などを誘う時には、イマーシブモードをプレイするのがいいかもしれません。

今後の発展の展望

 イマーシブモードの搭載により、今後はイマーシブモード用のデータの発表が続くのではないでしょうか。
 また、他のルール関係もブラッシュアップしたものを分割して提供してくれるでしょう。
今後も遊びやすくなるための、拡張ルールブックの発売を期待したいところです。
『DX4』の出版はなさそうですが、『DX3』をさらに発展していき楽しませてくれるのを願うばかりです。

おわりに

「アンチェインアームズ」で、『DX3』は新しい展開に入りました。
少しづつルール類がマイナーチェンジしていくでしょうが、過去のデータも十分使えるように配慮した進化を遂げそうです。
 
 今後の『DX3』の展開に目が離せないです。
ワクワクしながら、『DX3』のレベルアップを見守っていこうと思います。

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