テーブルトークRPGを楽しもう!(15)~『アリアンロッド2E』でソロぼっち編~
はじめに
この記事をクリックしていただき、ありがとうございます。
今回は、『アリアンロッド2E』の「ミソロジーガイド」でソロぼっちをいたします。
まさか、このタイミングで拡張ルールブックが出るとは思いませんでしたよね。
それだけに中身が気になる所。
ミソロジーって、「神話」という意味です。
なので、神様関連の内容の拡張ルールブックとなります。
神様関係を拡張予定でない場合、特に必要はありません。
あとがきで、何が語られるか?
今回のソロぼっちでの一番のポイントは、ここになるでしょう。
『アリアンロッド2E』のラインナップは公式サイトで確認してください。
平常運転の内容
「ミソロジーガイド」の編集は、従来通りの拡張ルールブックと変わりありません。
目次を読まなくても、安心して読むことができます。
まさに、生姜焼き定食の仕上がりです。
「レガシーガイドブック」と比べてみても、構成は、ほぼ同じといえます。
なので、古参プレイヤーさんは、いつもの感じで読めます。
この安心感は、年季が入った者の特権でしょうか。
中には『アリアンロッド2E』のリプレイを読んでいない場合は、「?」っていう神様も登場します。
「?」を「!」にするには、『アリアンロッド』シリーズのリプレイを読みましょう。
私も「?」はありましたが、読み進めるには支障はありません。
データは少なめ、だが内容は使いやすい
神様のデータをパラっと読んだ。
ゲームマスター(以下GM)にはいい。
これが、第一印象です。
GMのシナリオ作成の手助けに大いに力を発揮してくれるでしょう。
神様をからめるとキャンペーンシナリオを作る時の軸になります。
また、小説などの神様設定の参考にするにも耐えうる内容です。
他のTRPGシステムにも転用は可能でしょう。
プレイヤー(以下PL)は、導入するかって言うと微妙かな。
PLなら、どうせ買うなら「レガシーガイドブック」の方がプレイの幅が広がるわけですし。
追加されるデータ類は少ないので、PLもデータ活用の簡単はできます。
ただ、「ミソロジーガイド」の内容を、PLが途中から使うかというと疑問です。
単発シナリオを新キャラクターでプレイするのが、「ミソロジーガイド」のデータを使う早道と見ました。
初心者を誘うにもいいかもしれません。
内容を説明する際に、神様っていう言葉を入れ込むと、イメージがわきやすいかもしれません。
クイックスタートのキャラクターも、「基本ルールブック」2冊と「ミソロジーガイド」だけがあれば楽しめる構成にしているのは好感が持てます。
新規に『アリアンロッド2E』を始めるなら、「基本ルールブック」2冊に「ミソロジーガイド」のみから始めるのもありかもしれません。
シナリオは好印象
キャンペーンとして機能するシナリオが3本掲載されていて、1レベルから。
シナリオは3本で、TRPG事情を考えると適切な塩梅といえます。
キャンペーンをする時って、今は何話構成ですって最初に宣言するんでしょうか?
私の時は、とりあえずシナリオを同じキャラクターでプレイしていました。
いわゆる、キャラクター主導といったところでしょうか。
GMもPLのキャラクターを確認しながら、シナリオを作っていたように記憶しています。
今のTRPGシステムは、シナリオ主導のように感じています。
その分、たくさんのキャラクターをプレイできるから、それはそれでありかと思います。
おわりに
『アリアンロッド2E』のあとがきは、秀逸です。
いつも最初に読みます。
で、拡張ルールブックは、まだ発売する予定のようです。
『アリアンロッド2E』は、かなり完成されたTRPGシステムです。
これ以上、何を拡張しようというのか?
簡単です。
答えは、せーの。
「ロボット」。
詳細に言うなら、ロボットの作成とその操縦ルール。
また、ロボット以外の大型の乗り物についてもサポートする。
これの一択と、私は考えています。
これが出るなら、それはそれで楽しみです。
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