小瀧サーキハイスペすぎた件

こんにちは。あるいは、こんばんは。
枕元そうすけでございます。


今回は、


弾丸で行ってまいりました。
小瀧がいいと聞いて。(敬称略)

東急シアターオーブにて上演されている
「DEATH TAKES A HOLIDAY」
にお邪魔いたしました。

生田先生の演出のまま、月組公演と同じく
渋谷の箱でやるということで、
宝塚でも実際に上演した演目に
正真正銘の男性が演じるとどうなるだろうと
己の好奇心のみで入った所存です。

正直、月城さん率いる月組での公演を実際に拝見していないので、演者の空気感などどこがどう変わっているのかはわからないのですが、

想像しながら鑑賞するのも楽しいかなという安易な気持ちを持ち、3時間10分を過ごしました。


今回のお話は、
第一次世界大戦終戦後の1920年代のお話。
深夜、グラツィア(山下リオ/美園さくら)の婚約祝いの帰りのことであった。突如前方に現れた“闇”にハンドルを取られた車がスピンし、グラツィアは夜の闇へと投げ出されてしまう。
しかし、まるで何事も無かったかのようにグラツィアは無事だった。彼女の無事に安堵する⼀同。
しかしグラツィアは、自身に“何かが”起こったと感じていた。

同じ夜遅く、死神(小瀧望)がランベルティ公爵(宮川浩)の元を訪ね、ロシアの王族サーキとして二日間の休暇を公爵⼀家と共に過ごす事になる。
そこでサーキ(死神)は、グラツィアと再会する。
この瞬間から、運命の針が動き出していく、、、


というような感じでしょうか。

作品全体の第一印象としては、


めっっっっっさロミジュリやんけ。


演出・潤色が宝塚所属の生田先生なのもあいまってか、宝塚歌劇も多く鑑賞する主にとっては今回の演目はとても見やすかったものの、とてもロマンチックな物語だとうつりました。

これが宝塚演目を男性と女性で演じる時に自然と現れる演出なのかなとも思いました。


それでは、細かく語っていこうと思うのですが、
その前に1つ叫ばせてください。



小瀧君、声がいい!!!!!!!!



主は演劇以外にも所謂ジャニーズのライブにもお邪魔させていただくことがあって、
先日のWEST.さんのライブにも同行させていただことがあるのです。

その時の小瀧さんの歌声とはまた違う、
本当に死神・サーキが正真正銘そこにいるかのように小瀧さんではない別の人間がいるように思えたのです。

物語序盤、小瀧さんは死神として仮面を被り、帽子も目深に被り、蒼いマントをまとって登場したのですが、小瀧さんだと気づかなかったのです。

正直、なめてました。
ま、アイドルだからあの歌声で歌うのかなーと漠然と思っていたのですが、



心地よいとも思えました。



敢えて、舞台俳優で例えるのであれば、
柿澤勇人さんの声のトーンに似ているなと思いました。

(ここだけの話、主の舞台俳優推しは柿澤勇人さんです。(しらんがな。))

舞台俳優としての地位も確立できそうなその演技と歌唱力に脱帽です。

また、今回はヒロイン役であるグラツィア役は山下リオさんと美園さくらさんとのWキャストということで、
主が入った公演では美園さくらさんが演じておりました。



演技や歌唱に関してとっっっっっっっても落ち着く。。。



さすが月組娘役トップスターという肩書きを持っていたこともあり、セリフも聞きやすく物語により一層没入することができました。

それにしても、今回の公演が復帰作だとは本当に思えないほどのパワフルさにこれまた脱帽です。


さて、主演とヒロインに関してコメントしたところで、物語や演出について、感想を述べてまいりましょう。


毎回休憩の時にこんな感じに残しています。
オタクかましています。


まずは、なんといってもタップダンス!!!

サーキと皆本麻帆さん演じるアリスが踊るシーンなのですが、

小瀧さん、タップダンスもできるの???!!?
しごできすぎない?!?!?!


まぁ、本業がアイドルですので歌って踊ることはお手のものだと思いますが、それにしても本当に凄い、、、

小噺として、ゲネプロの時のインタビューからの情報ですが、
生田先生がタップダンスの踊り一部を少し難しいものに変更したようでして、それにもなんなく対応していたとか。
本人は、「難しくしないでくれーー!急に変えるなーー!!」と吠えていたようですが笑

小瀧さんのタップ技術と皆本さんの圧倒的な歌唱力でとても魅力のある場面でした!
主としてはこの場面がお気に入りです。


あともう一点。
東啓介さん演じるエリックがサーキの眼をみて、どこかで見たことがあると勘付き、戦友ロベルトの最期を振り返る場面。

東さんの表情・声色からもたらされる緊張と悲しみ・憎しみが響き、感情が揺さぶられました。

ロベルトを介した生と死の生々しいせめぎあいには、見ているこちら側にも息苦しさを感じました。



そして、なんといってもサーキとグラツィアの場面は全てにおいて、ロマンチックで心動かされました。これも、宝塚の演じ方とはまた違う空気感であったことが関係しているのかもしれません。


それにしても、小瀧さんの演技力や歌唱力には本当に脱帽しました。


アイドルとしてはハイスペックすぎない?!?!
ディミトリやろう???!?!?!
エリザベートでもええよ!?!?!


と声を大にして伝えたいですし、これからも舞台に上がってもらいたいですが、(でもしょーみイケコには見つかって欲しくないな)
彼はアイドルですので、舞台に囚われず、ドラマの主演などでも演技を見てみたいものです。

その方が小瀧君ファンも嬉しいでしょ??知らんけど。


これからも彼の活躍が華やかなものになることを願って。


それでは。


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