#3 立上げ3ヶ月で掴んだ新宿伊勢丹への出店オファー
1、はじめての催事出店
ブランド立ち上げから約3ヶ月経った
2020年11月。
新宿伊勢丹にて
POP UP出店を開催することとなりました!
全国の百貨店催事スペースでも、食品催事では日本一の集客と言われる「新宿伊勢丹地下1階」からのオファーはとってもうれしいお誘いでした。
僕らのブランドのどこを評価いただき、どのような経緯でお声がけをいただくことになったのか、そして催事出店から学んだことを記事にしました。
「想いをカタチに」をテーマにしているこのnoteマガジン。今後の、そしてみなさんの催事出店へのチャレンジの続編につながればうれしいです!
2、チャンスは引き寄せるもの
こちらのマガジン#1
(「TOKYO MAPLE BUTTER」 #1 取扱店パートナーさん募集します。)
で書かせていただきましたように、
「TOKYO MAPLE BUTTER」事業の立ち上げに
クラウドファンディング
(サンドイッチ専門店が逆境から生み出すあらたなストーリー)
を行ったことで、
僕らは、たくさんの「クラファン支援者」さんやそのお仲間との繋がりを持つことができました。
ブランド立ち上げから1ヶ月が経った頃、
まさにその支援者さまの繋がりで、
「MORETHAN BAKERY」(東京都新宿区)にて
「TOKYO MAPLE BUTTER」取扱いにおける、
試食会の機会をいただくこととなりました。
「TOKYO MAPLE BUTTER」は、
第1回目の緊急事態宣言の真っ最中に、
休業を余儀なくされた自分の飲食店で
閉じこもるように開発したため、
ぼく以外の人に試食してもらい、
意見をもらえる状況にありませんでした。
ぼくは「試食」してもらうことに飢えていました。
「MORETHAN BAKERY」の運営会社である
「MOTHERS」さんは、
現在20店舗の飲食店、ベーカリーを展開されています。
できる限りたくさんの方に試食をしていただき、
渾身の商品をぶつけてみたいという気持ちでいっぱいでした。
ぼくの希望を汲んでいただき、
試食会は、その場に居合わせた方々を巻き込みながら
総料理長、統括マネージャー、物販販売ご担当者、
そしてベーカリー店長さんと、
たくさんの方にご試食いただくことができました。
特に総料理長の試食は緊張感がありました。
そう言われた時、涙がこぼれそうでした。。。
一人こもって、誰もいないお店で開発してきた
開発期の努力が少し報われたような、
開発した本当の意味を実感したような、
そんな気持ちになりました。
無事に、みなさまの承諾をいただき、
その後、売れ行き好調を受け、グループ店舗である、「Boulangerie Bistro EPEE」(東京都吉祥寺)、「MORETHAN HIROSHIMA」(広島県広島市)にも取扱いが波及していくのですが、そのあたりのお話はまた機会をみて書かせていただければと思います。
さて、話は戻り、
試食会から数日が経ったころ、
試食会当日に偶然立ち会っていただいた
「物販販売担当者」さまから直接連絡をいただきました。
積極的に試食を依頼したことで、
想いが伝わり、あらたなチャンスを引き寄せたのかもしれません。
3、チャンスがチャンスを呼ぶ
ご連絡の内容は、
以前、伊勢丹へ出店した際の担当者を
よかったらご紹介しますよ、という趣旨のお電話でした。
とってもありがたいお話です!
とはいえ、天下の新宿伊勢丹です。
ご紹介をいただいても実現までのハードルは高く、
本来であればなかなか新規取引での販売チャンスを
いただくことはなかなか難しいところですが、
コロナによる緊急事態宣言下ということもあり、
地方の販売店が軒並み出店を断念するなどの影響が出ていたために、僕らにお鉢が回ってきたのです。
(ハンバーガー&サンドイッチベイスとの
限定コラボサンドイッチ)
伊勢丹ご担当者さまとのオンライン商談を重ねる中、「TOKYO MAPLE BUTTER」がやってきたことは間違っていないのかなという実感を少しじつ感じていくこととなります。
それは、試食会の時に感じた想いと似ています。
2ヶ月の完全休業により売上の全てを失い
「まずはやってみる」を大事に
真っ暗闇を手探りで歩いてきた
「TOKYO MAPLE BUTTER」という新規事業。
スモールスタートを軸に
ブランドコンセプト(=想い)を大切にし
広告に費用は使わず
「クリエイティブ」「広報(=instagram)」に
想いをのせて走ってきた
僕らの「手作り感」を
伊勢丹担当者さんから評価していただきました。
そう言っていただけたことがうれしかったです。
4、催事出店から学んだこと
印象深いことは大きくこの3つです。
(1)お客さんとのコミュニケーション
これは、単純にうれしかったです!
「TOKYO MAPLE BUTTER」は
オンライン販売と取扱店での販売を行っており、
オフィシャル店舗というものがありません。
ですので、僕らとお客さんとの接点は、
「オンライン」が基本でした。
instagramでの「いいね」や「DM」でコミュニケーションをとっていた方達と、実際にお会いしてお話しができたことがとってもうれしかったです。
(2)気づけなかった「生きた声」
対面での熱量を感じました。
例えば、
「ヴィーガンの友人や恋人」へのプレゼント需要です。
熱意を持って、ご相談いただいた方が多く、
こんなにも需要があるのかと新しい発見でした。
今後の商品開発の大きな参考になりました。
(3)レジがむずい
レジがとにかく難しい、、、
スポットで催事に入る時はほんと苦労しますw
クレジットカード、商品券、株主優待券、ポイントカード、おまけにこの時期は「GOTOトラベル商品券」まであってスッゲー難しかったっすw
5、追記
みなさま、
本当にたくさんのご来店ありがとうござます。
11月の催事出店のご好評を受け、
翌月12月のクリスマス時期の
再オファーもいただくことができました。
みなさまの「おいしかった」の言葉が
いつも励みっす!!
少しずつ、「想いをカタチに」これからも。
produced by
TOKYO MAPLE BUTTER
100%オーガニックビーガン。
おいしい+こころもカラダもうれしいメープルバター。
たのしみかたレシピWebで公開中🥄
web:「TOKYO MAPLE BUTTER」
instagram:@tokyomaplebutter