人の数だけ数字がある
僕は今、そろばん塾で指導の手伝いをしています。
たくさんの子どもたちが通っているので、丸付けなどに時間がかかることがあります。
それでも、子供たちの成長のためにできることをやりたいですし、
もっとそろばんを好きになってもらいたい
自分が子供たちに良い影響を与えていけたらいいなと思っています。
さて、特に幼稚園生といった小さい子どもたちは、そもそも数字を書くのに精一杯です…。
0が丸にならなかったり、5の下記順が違ったり、寝そべった形になったり…(8が∞になる等)。
必要があれば、正しく書けるように指導しています。
とはいえ、子どもたちの数字は元気があっていいですね。
力いっぱい書かれているので、
数字から、その子の頑張りが伝わってきます。
そして、
数字の形は人それぞれです。
人それぞれのフォントがある
という表現が正しいでしょうか…?
色んな人の数字を見ていると面白いです。
もちろん、綺麗に書かれていることに越したことはありませんが、
独特な数字(フォント)もまた良さがあります。
「博士の愛した数式」という小説でも、博士の書いた数字についての描写がありますよね。
たしか、
前のめりで躓きそう
とか、
まん丸である
とか…(記憶が曖昧)。
子供たちはもちろん可愛いけれど、数字の形も可愛いです。
ずっとその子の成長を見ていれば、数字の形の変化も見ることができます。
きっと、きれいな数字になっていくはずです。
数字を見ると、元気が出ます。
(おそらくそういう人はそんなにいないでしょう笑)
子どもたちへの指導を通して、数字というものを色々な角度から捉えて考えていけたらいいなと思います。
素数はいつも、あなたのそばに。
Let's enjoy SOSU!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。