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【鉛筆】今の濃さは…素数の時代になっていた!

最近、気になる記事を見つけました。

小学生が使う鉛筆の多くが「2B」になっているという話です。

昔は「HB」が主流で、僕も小学生の頃はHBを使っていました。

HはHard(硬い)、BはBlack(黒)の略で、Hの数が大きいほど硬い芯で薄くなります。逆に、Bの数が大きいほど、柔らかく芯で濃くなりますね。

小学生の頃、興味本位で「6H」と「6B」の鉛筆を自分の貯金で買ってみたことがありましたが、両者の違いには驚きましたね。

またその際、Fという濃さがあることも知りました。FはFirm(しっかりした)の略でHとHBの中間の濃さと硬さなのだそうです。

尚、HBFの説明に関しては、以下のサイトを参考にさせていただきました。三菱鉛筆様、ありがとうございます。

さて、ここからが本題です。

タイトルにもあるように、

濃さが素数の時代になっていた」とはどういうことでしょうか?

2」が付いているから?

それもそうですが、もっと面白いです。それは、

16進数です!

16進数といえば、以前エレベーターのところでも書きましたね。

0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, A, B, C, D, E, F

の16文字を使って数字を表す方法を「16進数」といいます。A〜Fは10進数だと以下のように対応しているのです。

A→10
B→11
C→12
D→13
E→14

F→15

今回登場した「2B」も、実は16進数になっていました!

2Bを10進数に直してみると、



2B

↓ (2進数に変換)

00101011

↓ (10進数に変換)

1×32 + 0×16 + 1×8 + 0×4 + 1×2 + 1×1
=43

43になりました。もうおわかりですね、素数です!

よって「2B」を16進数と見たとき、10進数に変換すると素数になることがわかりました。

SOSU !

ちなみに、他の濃さはどうなのでしょう?B〜9Bまで計算した結果は以下のとおりです。

B → 11
2B → 43
3B → 59
4B → 75
5B → 91
6B → 107
7B → 123
8B → 139
9B → 155

なんと、半分以上が素数でした!

もちろん、Hが16進数で使われていないため、HBを10進数に直すことはできません。ただ、最近普及している「2B」を素数に結び付けられたのは面白かったです笑。

いかがでしたか?鉛筆の濃さにも「素数」の時代がやってきてましたね笑。

こういう些細なことにも面白さを見出していけたらいいなと思います。

素数はいつも、あなたのそばに。
Let's enjoy SOSU !

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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