【まさかの解説④】真逆のキャラが登場。実は憧れでもある…?
この記事は、5年前に筆者が執筆した「まさかの正夢」という小説の解説です。
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今回は、第3回「衝撃の出会い」の内容をもとに書いていこうと思います。
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退屈なオープンキャンパスが終わり、食堂へ向かった二郎。物語で展開された計算は、かつて自分もやったことがありました。
消費税が8%なのは、当時(2017年)の時点でのことです。現在(2022年)は10%ですが、以前のほうが計算は難しかったですね。
例えば、税抜き432円の場合。
8%だったら432に1.08をかけないといけません。これを素人が暗算でやるのは難しいです。
432×1.08=466.56
しかし、10%だと、
432×1.1=475.2
と計算できます。自分自身(432円)に1/10の値段(この場合は43円)を足せば良いので、8%の場合よりは楽に計算できるのです。
ですので、外食の際は消費税の計算を暗算でやってみるのをおすすめします。良い頭の体操になるはずです!
とはいえ、消費税が10%からさらに上がったら大変ですけどね…笑。
さてさてこの回では、インパクトあるキャラクターが登場します。なんと、三浪の三郎…!もはやネタでしかないネーミングですね笑。
主人公の二郎は、三郎のヤンキーじみた態度に驚きつつも、声に魅了されていた。それを面白がった三郎は、二郎のことを気に入ることになります。
関西弁はよくわからないので、もしかしたら使い方が間違っているかもしれません。ご了承ください。
二郎はなぜ、三郎に声をかけたのか。普通なら勇気がなかったのに、なぜ今回だけ勇気を出したのか。
筆者としての立場で書くならば、三郎が憧れの存在に見えていたといえます。前の文章にも書かれていますが、二郎は他人とのコミュニケーションが苦手です。共通の話題がなく、相手にはっきりと思いを伝えることができません。
そんな二郎にとって、警備員に本気で文句を言う三郎の行動は真似できません。声が良いと本人は言っていますが、行動力にこそ心を動かされ、憧れを抱いたのかもしれません。
まあ、あの現場で憧れてしまうのは良くないですけどね…笑。とはいえ、オープンキャンパスが退屈すぎたために、三郎の行動が刺激的に映ってしまったことは否めないでしょう。
また、オープンキャンパスでは同じ高校だと思われる女子2人を見かけます。二郎は、なぜかものすごく気になってしまいます。もしかしたら、知っている人かもしれないからです。
最後に、二郎に思わぬ変化が…!
同窓会に参加することにしたのです。同級生から誘われても嫌がっていたにも関わらず…!
三郎との出会いで、二郎は少しずつ変化し始めます。どのような関係を築いていくかに注目すると面白いはずです!
今回はここまで。次回もお楽しみに!