【素数差】『良い肉』と『良い恋』の間には大きな空きがある
2020年2月にnoteを始めてから、今月で1年7ヶ月。つまり、19ヶ月なので『素数ヶ月』ですね笑。
ということはさておき…。
さてさて、素数というのは不規則に分布していますよね。最初の素数をいくつか挙げると、
2
3 (+1)
5 (+2)
7 (+2)
11 (+4)
13 (+2)
17 (+4)
19 (+2)
23 (+4)
29 (+6)
31 (+2)
37 (+6)
41 (+4)
43 (+2)
47 (+4)
︙
増え方はバラバラです。それといった規則性は見当たらないのです。
時には、素数と素数の間に物凄く間隔が空いてるときがあるのです。例えば、113の次の素数は127ですので、14も離れています。
連続する素数同士の差のことを、ここでは「素数差」と呼ぶことにしますが、
(正式な名前はあるのかな…?)
素数差の値を更新するタイミングはいつなのでしょう?
今回は10000以下の素数を眺めた筆者が、素数差の更新タイミングを小さい順に紹介していきます
。
尚、参考文献はこちらです…笑。
調べた結果は以下のようになりました。
素数と素数の間に10以上の間隔が空く(=素数差が10以上)のは、素数が100以上になってからということですね。
523から541までは素数差が18です。ちなみに、541はちょうど100番目の素数です!大台への足踏み、と言ったところでしょうか…?🤔
(ちなみに本日栗山巧選手が2000本安打を達成されましたね。おめでとうございます!🎉)
1129から1151までは素数差が22ですが、その次が一気に飛んで、1327から1361までの素数差34!この間は素数が全く登場しません。
間の数の素因数分解(奇数のみ)を書いておきます。意外とわかりづらいものもありますね。
1329=3×443
1331=11×11×11 (立方数!)
1333=31×43
1335=3×5×89
1337=7×191
1339=13×103
1341=3×3×149
1343=17×79
1345=5×269
1347=3×449
1349=19×71
1351=7×193
1353=3×11×41
1355=5×271
1357=23×59
1359=3×3×151
ここからしばらくは、素数差が更新されません。再び更新されるのは、10000を目前に控えた9551から9587までの素数差36です。
その間、素数は頻繁に登場し続けているかというと、そういうわけではありません。素数差が30前後のケースは結構ありますので、以下にまとめておきます。
素数に見えて素数ではない数は大量にあるのです。気が向いた方は、間の数字を素因数分解してみると良いかもしれません。
いかがでしたか?
今回は素数差に着目してみました。10000以下の最大の素数差は36でした。小さいのか大きいのかわかりませんが、僕の感覚だと『素数差36』は大きいと思っています。
あ、タイトルの解説を忘れていました。
良い肉と良い恋とは何なのか…?
以下の画像を見ていただければわかると思います。
1129(良い肉)と1151(良い恋)によって素数差が更新されています。両者は連続していますが、結構離れています。という意味で、「大きな空きがある」と書きました。
もっと大きな数になると、素数差が大きいものが出てきます。興味のある方はぜひ調べてみてください!
素数はいつも、あなたのそばに。
Let's enjoy SOSU !
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。