【まさかの解説⑦】他人に流されず、自分らしく生きるコツ
この記事は、5年前に筆者が執筆した「まさかの正夢」という小説の解説です。
小説の目次はこちら
今回は、第6回「流されてはいけない」の内容をもとに書いていこうと思います。
記事一覧はこちら
主人公の二郎は、オープンキャンパスで出会った三郎から、『相手に流されちゃあかんで!』と言われる。しかし、坂本さんからの誘いに安易に乗っかるかたちで、再び予備校に入ることとなりました。
自分の軸を持つこと
他人に流されないこと
これがなかなか難しくて、筆者も大変苦労しましたね。
前にも書いた通り、筆者は高校時代、他人とコミュニケーションを取ることにかなりの苦手意識がありました。話せる共通の話題が見つからなかったからです。
周りの人が楽しそうに過ごしているのに、自分はそれができていない。かなりの劣等感を感じたとともに、自分に自信が持てませんでした。
そうなると、他人の視線を気にしすぎてしまいます。そして、他人と同じように行動しようとしてしまうのです。
自分が正しいと思った行動なのか?
ではなく、
他人と同じことをやっているか?
を優先する。自分らしく行動することは全くできませんでした。高校生活は、他人との人間関係にも悩みましたし、他人に流されまくっていました。孤立したくない、その一心だったのだと思います。
今思えば、とても地獄のような生活でした。まだそろばんをやっていたこともあって取り柄はありましたが、それがなかったら完全にメンタルが病んでいたはずです。数字好きの趣味を続けていて、本当に良かったなと思います。
部活に入らないと孤立する
というイメージができてしまったため、大学では体育会の部活に入ることに。無知なことに、サークルと体育会の違いすらわかっていませんでした。とはいえ、体育会の部活で苦労した経験は貴重なものだったので悔いはありません。
他人に流されず、自分らしく行動するためにはどうしたら良いのか?
当時の自分に聞かれたら、どう答えるべきか…。自問してみました。
一番はやはり、何でも良いから没頭して、自信を付けることだなと思いますね。自信がないから他人の視線が気になって、流されやすくなってしまうからです。
今ならSNSも普及していますから、同じ分野の人とも容易に繋がることができます。誰かと繋がっていると実感できるだけで、だいぶ気持ちが楽になるのではないでしょうか?
今はというと、他人には流されていないものの、自分に自信はそんなにないですかね…。とはいえ、好きなことははっきりしてるので、それに時間とお金を費やしたいと思っています。
自殺で命を落とす人が増えている中で、まずは楽しく生きることを優先しないといけません。今この瞬間を、精一杯生きる。そのために、やりたいと思ったことは全部やるべきです。
失敗をしてもいいから、挑戦をやめずに前に進みたいです。自分の人生のために、自分らしくいるために。
そんなことを最近思いました。
今回はここまでです。次回もお楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。