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R03【0901建設部門-土質及び基礎】選択問題Ⅱ-2『解答論文例』- 技術士第二次試験 -



👇 R3年以外の過去問題「解答論文例」

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R03_II-2-1「過去問題」

 【模式図】に示すような高速道路を新設する工事計画がある。この高速道路は山間部を通過する計画であり、沢地形に20mを超える高盛土が計画されている。この盛土に使用される盛土材と同性状の盛土材(【脆弱岩材料の区分】において、(ア)に相当する材料<スレーキング率:30%以上、破砕率:50%以下>)を使用した近傍の高速道路においては、供用後に盛土の圧縮沈下が発生し、舗装面のクラック、排水施設にズレや破損といった変状が発生している。今後、この工事計画を進めるに当たり、土質及び基礎を専門とする技術者の立場から調査・設計・施工のうち複数の段階を想定し、以下の内容について記述せよ。
(1)調査、検討すべき事項とその内容について複数挙げ、説明せよ。
(2)業務を進める手順を列挙して、それぞれの項目ごとに留意すべき点、工夫を要する点を含めて述べよ。
(3)業務を効率的、効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。

R03_II-2-2「過去問題」

 【模式図】に示すような、高層ビルの建設に伴う山留め掘削工事が施工されている。山留め壁に近接して左側に下水道管路、右側に中層マンションが存在しており、各施設管理者との近接協議の結果に基づき管理基準値(1次管理値、2次管理値及び限界値)が設定されている。3次掘削開始前に左側山留め壁の変位が1次管理値に到達したため各施設を点検し、各施設管理者に報告のうえ、計測結果に注意しながら掘削工事を再開していた。3次掘削が終了した翌日に、左側山留め壁の変位が2次管理値に到達するとともに下水道管路の変位が1次管理値に到達し、工事を再度中断し調整を行う必要が生じた。なお、右側山留め壁の変位は2次管理値以下であり、近接する中層マンションの変位は1次管理値以下である。今後、この掘削工事を進めるに当たり、山留め掘削業務の責任者として土質及び基礎を専門とする技術者の立場から、下記の設問について解答せよ。
(1)調査、検討すべき事項とその内容について複数挙げ、説明せよ。
(2)業務を進める手順を列挙して、それぞれの項目ごとに留意すべき点、工夫を要する点を含めて述べよ。
(3)業務を効率的、効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。


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