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技術士|受験申込書【業務経歴・業務内容の詳細】0909建設部門-トンネル『R4合格者事例』
👇 本記事以外の「合格者事例」
0101 機械部門|機械設計|R4年度合格
0404 電気電子部門|情報通信|R3年度合格
0405 電気電子部門|電気設備|R4年度合格
0901 建設部門|土質及び基礎|R4年度合格
0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R5年度合格
0903 建設部門|都市及び地方計画|R4年度合格
0904 建設部門|河川,砂防及び海岸・海洋|R5年度合格
0907 建設部門|道路|R5年度合格
0908 建設部門|鉄道|R4年度合格
0909 建設部門|トンネル|R4年度合格【👈本記事】
0910 建設部門|施工計画,施工設備及び積算|R4年度合格
0910 建設部門|施工計画,施工設備及び積算|R5年度合格
0911 建設部門|建設環境|R5年度合格
1001 上下水道部門|上水道及び工業用水道|R3年度合格
1002 上下水道部門|下水道|R4年度合格
1203 農業部門|農業農村工学|R5年度合格
1603 情報工学部門|情報システム|R5年度合格
(R6年度最終合格発表後、随時追加予定)
📝まえおき
今回紹介する「合格者事例」は、
令和4年度試験に合格された元受験生さんの
① 業務経歴
② 口頭試験を見据えたコンピテンシー
③ 業務内容の詳細(当記事、有料) です。
この元受験生さんの受験部門・受験科目は
建設部門「トンネル」です。
ご本人さんの特定を避けるため、
一部内容を記号等で伏せていることをご了承ください。
「② 口頭試験を見据えたコンピテンシー」は、
受験申込み時に提出する「③ 業務内容の詳細」(720字以内) の作成に際し、
その名の通り、口頭試験を見据え、
コンピテンシーを問われることを想定した下資料です。
(元受験生さんのご了承のうえ、本記事にて公開いたします)
📝①業務経歴
📅経歴1
勤務先: 株式会社〇〇建設 △△支店
所在地: 〇〇県▽▽市
地位・役職: 技術員
業務内容: トンネル工事における測量、資料作成、安全管理
従事期間: 1995年4月~1997年9月
📅経歴2
勤務先: 株式会社〇〇建設 △△支店
所在地: 〇〇県▽▽市
地位・役職: 現場技術員
業務内容: NATMトンネルの掘削、覆工における品質管理、工程管理
📅経歴3
勤務先: 株式会社〇〇建設 ▷▷支店
所在地: ▷▷県◇◇市
地位・役職: 主任技術員
業務内容: シールドトンネル工事の施工管理、安全管理、技術検討
従事期間: 2002年4月~2009年3月
📅経歴4
勤務先: 株式会社〇〇建設 ▷▷支店
所在地: ▷▷県◇◇市
地位・役職: 係長
業務内容: トンネル詳細設計(NATM、シールド)の照査、技術指導
従事期間: 2009年4月~2015年3月
📅経歴5|「業務内容の詳細」に採用
勤務先: 株式会社〇〇建設 ▷▷支店
所在地: ▷▷県◇◇市
地位・役職: サブリーダー
業務内容: トンネル新設・リニューアルの計画、概略設計、技術提案
従事期間: 2015年4月~2022年3月
📝②口頭試験を見据えたコンピテンシー
💹専門的学識
▶道路トンネルの計画・設計に関する知識
NATM、シールド、開削など、トンネルの工法選定基準、各工法のメリット・デメリット、適用条件を説明できるように準備する。(例:地質条件、周辺環境、コストなどを考慮した選定理由)
トンネルの換気方式(自然換気、強制換気)の種類と特徴、設計における考慮事項(交通量、トンネル延長、環境基準など)を説明できるように準備する。
▶法令・制度・社会条件に関する知識
道路法、建築基準法、消防法など、トンネル工事に関連する主要な法令の概要と、今回の業務における具体的な適用事例を説明できるように準備する。(例:避難設備の設置基準、換気設備の排煙基準など)
〇〇自動車道が位置する地域の地質特性(断層、湧水など)と、それらがトンネル設計・施工に与える影響、対策工法について説明できるように準備する。(例:地盤改良、湧水処理など)
💹問題解決
▶問題の明確化と分析
既存トンネルの構造的な劣化状況を把握するために実施した非破壊検査の種類(打音検査、レーダー探査など)と、その結果から明らかになった具体的な問題点(ひび割れ、剥離など)を説明できるように準備する。
リニューアル工事における交通規制による影響を最小限に抑えるために検討した代替案(夜間工事、片側交互通行、仮設道路の設置など)と、それぞれのメリット・デメリット、採用理由を説明できるように準備する。
▶解決策の提案
プレキャストセグメントを用いた覆工補強工法を選定した理由(工期短縮、品質向上、ライフサイクルコストの低減など)と、従来の現場打設コンクリート工法との比較について説明できるように準備する。
トンネル内における換気設備の老朽化に対して、新しい換気方式(ジェットファン方式、換気ダクト方式など)を提案し、その選定理由と導入効果(省エネルギー化、換気効率の向上など)を説明できるように準備する。
💹マネジメント
▶資源の配分
計画チームにおける各担当者(構造、換気、防災設備)の役割分担と、それぞれの専門性を活かすための連携方法について具体的に説明できるように準備する。(例:定期的な進捗会議、情報共有システムの活用など)
概算事業費の算出にあたり、人件費、材料費、機械経費などの内訳をどのように見積もり、どの程度正確な数値を算出したかを説明できるように準備する。(例:過去の類似工事のデータ、市場価格調査など)
▶品質・コスト・納期の管理
設計品質を確保するために実施した照査体制(ダブルチェック、専門家によるレビューなど)と、その具体的な内容について説明できるように準備する。(例:設計図書の整合性確認、構造計算の妥当性検証など)
工事期間中の交通規制による経済的損失を最小限に抑えるために、どのような工程管理上の工夫を行ったかを説明できるように準備する。(例:クリティカルパスの分析、余裕時間の確保など)
💹評価
▶成果の評価
今回策定したリニューアル計画が、安全性向上、コスト削減、環境負荷低減にどの程度貢献できるかを定量的に評価し、その根拠となるデータ(構造計算結果、経済性評価結果、環境影響評価結果など)を提示できるように準備する。
クライアントからのフィードバックを踏まえ、今回の業務における改善点や反省点を具体的に挙げ、今後の業務にどのように活かしていくかを説明できるように準備する。
▶波及効果の評価
今回のリニューアル計画における新技術の導入事例が、他のトンネル工事にどのように応用できるかを説明できるように準備する。(例:プレキャストセグメント工法の汎用性、IoTを活用した維持管理システムの導入など)
今回の業務を通じて得られた経験や知識を、社内の技術力向上にどのように貢献できるかを説明できるように準備する。(例:技術研修の実施、技術論文の発表など)
💹コミュニケーション
▶関係者との意思疎通
クライアントとの技術協議における具体的なやり取り(質問、回答、提案など)と、合意形成を円滑に進めるために工夫した点(資料の準備、説明方法など)を説明できるように準備する。
トンネル構造、換気、防災設備の各担当者との連携において、意見の相違が生じた場合に、どのように調整し、合意に至ったかを具体的に説明できるように準備する。
▶効果的な情報伝達
技術的な内容を、専門知識を持たない関係者(住民説明会での参加者など)にも分かりやすく説明するために、どのような工夫を行ったかを説明できるように準備する。(例:図表の活用、専門用語の平易な表現への置き換えなど)
海外の技術文献を参考にした場合、その内容をどのように翻訳・解釈し、日本の法令や基準に適合させたかを説明できるように準備する。
💹リーダーシップ
▶利害調整
交通規制による地域住民への影響を最小限に抑えるために、どのような対策を講じ、住民の理解と協力を得たかを説明できるように準備する。(例:事前説明会の実施、代替交通手段の提供など)
関係部署(設計部、施工部など)との間で、意見の対立が生じた場合に、それぞれの主張をどのように調整し、プロジェクト全体の利益を優先したかを説明できるように準備する。
▶多様な関係者の取りまとめ
計画チームのメンバーの個性や能力を最大限に活かすために、どのような工夫を行ったかを説明できるように準備する。(例:得意分野を活かせる役割分担、目標設定など)
プロジェクト全体の進捗状況を把握し、問題が発生した場合に、迅速かつ適切な対応を行うために、どのような管理体制を構築したかを説明できるように準備する。
💹技術者倫理
▶公衆の安全確保
トンネルリニューアル工事における安全対策(仮設構造物の安全性確保、工事中の交通安全対策など)について、どのようなリスクを想定し、どのような対策を講じたかを具体的に説明できるように準備する。
環境負荷低減のために、アスベスト含有建材の適切な処理方法や、建設廃棄物のリサイクル率向上に向けた取り組みについて説明できるように準備する。
▶法令遵守
トンネル工事に関連する環境アセスメントの手続きについて、どの法令に基づいて、どのような調査を実施し、どのような結果が得られたかを説明できるように準備する。(例:騒音・振動、水質、大気質など)
工事契約における不正行為の防止策として、どのような社内規定を遵守し、どのような倫理的な配慮を行ったかを説明できるように準備する。
💹継続研さん
▶知識・技術の修得
トンネルリニューアルに関する最新技術(プレキャストセグメント工法、非破壊検査技術など)について、どのような文献や研修会で学び、今回の業務にどのように活かしたかを説明できるように準備する。
専門知識を深めるために、どのような学会や研究会に参加し、どのような発表を行ったかを説明できるように準備する。
▶資質向上
技術士としての倫理観を高めるために、どのような研修を受講し、どのような事例研究を行ったかを説明できるように準備する。(例:技術士倫理綱領、コンプライアンス研修など)
自己啓発のために、どのような資格を取得し、どのようなスキルを習得したかを説明できるように準備する。(例:RCCM、TOEICなど)
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