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R02【0910建設部門 - 施工計画、施工設備及び積算】選択問題Ⅱ-2『解答論文例』- 技術士第二次試験 -



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🔹R02_II-2-1|過去問題

 図のような地形を横断する2車線道路橋の橋脚1基(直接基礎、高さ18m)を河川区域内に建設する工事を責任者として実施することとなった。この業務には仮設の方法・内容を確定することも含まれている。なお、堤内地は耕作利用されており、現場へアクセス可能な道路は無いものとする。以上を踏まえて、以下の内容について記述せよ。
(1)検討すべき事項(関係者との調整事項は除く)のうち工事の特性を踏まえて重要なものを2つ挙げ、その内容について説明せよ。
(2)業務の手順を述べた上で、業務の工程を管理する際に留意すべき点、工夫を要する点について述べよ。
(3)業務において必要な関係者との調整事項を1つ挙げ、業務を効率的、効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。

「日本技術士会」HP
模式図(R2_Ⅱ-2-1)

🔹R02_II-2-1|骨子案

1.施工上の重要な検討事項
 ①河川内での安全な仮締切施工
  ・水理計算に基づく仮締切構造物の安全性確保
  ・河川環境保全対策の実施
 ②軟弱地盤における直接基礎の施工管理
  ・地盤特性の把握と支持力評価
  ・地下水対策による掘削底面の安定確保
2.業務の手順と工程管理の留意点・工夫点
 〇現場条件を考慮した施工手順
  ・事前調査による現場条件の把握と仮設備計画
  ・基礎工から橋脚工までの段階的施工
 〇工程管理の留意すべき点・工夫を要する点
  ・出水期を考慮した施工計画と安全管理体制
  ・施工品質と作業効率の向上策
3.関係者との調整事項および調整方策
 1.業務上必要な調整事項
  ・営農者との工事中の農地利用調整内容
  ・工事による農作業への影響把握
 2.効率的・効果的な調整方策
  ・事前協議による工事工程の最適化
  ・農地復旧までの一貫した対応体制の構築

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🔸R02_II-2-2|過去問題

 既成市街地内の幹線道路下で、新駅工事(延長約200m、幅約25m、深さ約20m、掘削土総量約10万m3・沖積土層)が開削工法(ソイルセメント柱列式地下•連続壁工法)により計画されている。本工事の掘削は約1年間で完了し、発生土は道路や河川堤防事業等の他事業に搬出・再利用する計画となっているが、受入れ先の状況・条件に合わせた適切な搬出計画とする必要がある。以上を踏まえて、本工事の担当責任者として、発生土の処分に関する業務に当たり、以下の内容について記述せよ。
(1)調査・検討すべき事項(関係者との調整事項は除く)のうち業務の特性を踏まえて重要なものを2つ挙げ、その内容について説明せよ。
(2)業務の手順を述べた上で、業務を管理する際に留意すべき点、工夫を要する点について述べよ。
(3)業務において必要な関係者との調整事項を1つ挙げ、業務を効率的、効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。

「日本技術士会」HP

🔸R02_II-2-2|骨子案

1.調査・検討すべき事項
 1. 発生土の土質性状調査
  ・土質特性の把握と法規制との適合性確認
  ・再利用判断のための基礎資料作成
 2. 発生土の利用適性評価
  ・盛土材料としての性能評価と改良工法の検討
  ・受入れ先要求基準への適合性確保
2.業務手順と管理上の留意点・工夫点
 〇業務の基本的な手順
  ・発生土評価から基本方針策定までの段階的実施
  ・施工計画立案と進捗管理の徹底
 〇業務管理上の留意すべき点と工夫を要する点
  ・不測の事態への事前対応策の準備
  ・環境負荷低減と運搬効率の向上
3.関係者との調整事項と調整方策
 ▼受入れ先との重要調整事項
  ・受入れ条件の具体的設定と明確化
  ・条件変更時の記録管理の徹底
 ▼効率的・効果的な調整方策
  ・定期的な協議による情報共有の実施

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