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分割版(Q4-2)|技術士:建設部門「0910施工計画、施工設備及び積算」選択問題Ⅲ|過去問「テーマ整理」→ R7練習問題 → 解答論文例(全12問)

本記事は、上記記事の解答論文例全12問を1問ずつに分割した
「R7練習問題:Q4-2」に対する解答論文例です。

なお、解答論文の添削も行っております。
添削は本記事の練習問題に限らず、
過去問題に対する解答論文でも受け付けております。👇👇👇



◆ R7練習問題

▶ カテゴリー4:環境・リサイクル

 ▽ Q4-2:練習問題

 建設業界では、生物多様性の保全と持続可能な開発の両立が課題となっている。特に、大規模な土木工事や都市開発プロジェクトにおいては、自然環境への影響を最小限に抑えつつ、必要なインフラ整備を進めることが求められている。また、既存の生態系を活かしたグリーンインフラの導入や、環境に配慮した施工技術の開発など、新たな取り組みも注目されている。具体的には、生態系への影響評価手法の高度化、希少種の保護・移植技術の開発、および保護区域での遠隔モニタリング技術の導入、生物の移動経路(エコロジカル・コリドー)の確保、ビオトープの創出などが挙げられる。さらに、自然の機能を活用した防災・減災対策(Eco-DRR)の導入や、都市部における生物多様性の向上(都市の緑化、屋上・壁面緑化など)も重要な課題となっている。一方で、これらの取り組みには長期的な視点からの計画立案や、多様な専門家との協働、地域住民との合意形成など、従来の建設プロジェクトにはない新たな課題も存在する。
(1)建設プロジェクトにおいて生物多様性の保全と持続可能な開発を両立させるにあたり、投入できる人員や予算に限りがあることを前提に、多面的な観点から3つ以上の技術的な課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。(*)
(*)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。
(2)前問(1)で示した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術用語を交えて示してください。
(3)前問(2)で示した解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、「施工計画、施工設備及び積算」の専門技術を踏まえた考えを示してください。

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◆ R7練習問題・過去問題に対する添削

前述の練習問題Q4-2、または過去問題に対して添削をご希望の方は、
下記受付フォームに必要事項を登録のうえ、
送信をお願いいたします。👇👇👇

添削料金は「1問題1回につき9,900円」です。
入金方法はメール返信時にお知らせします。
入金確認後7日以内に、添削結果をお送りいたします。


◆ R7練習問題の解答論文例 (以下、有料です)

各練習問題に対し3ケースの解答例を用意しました。

なぜなら、問い(1)で課題を3つ抽出し、問い(2)で、そのうち最重要と考える課題に対して解決策を述べるからです。

つまり、問い(2)に対する最重要課題としてどれを選択するかによって、
(2)~(4)の解答案が3種類発生することになるので、3ケースの解答論文例を用意しました。

{問い(1)で抽出する課題によって、
 問い(2)以降の解答ケースが枝葉的に増えるのですが・・・}


▶ カテゴリー4:環境・リサイクル

 ▽ A4-2:練習問題の解答論文例1

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