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R04【0904建設部門-河川、砂防及び海岸・海洋】選択問題Ⅱ-2『解答論文例』- 技術士第二次試験 - 選択分野「河川」
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🔷R04_II-2-1|過去問題
地方のある中核都市を震源とする震度7の巨大地震が発生し(ただし、津波は発生しないものとする。)、広範囲にわたり河川、ダム、砂防又は海岸に関わる複数の防災施設に被害が発生した。あなたが、これらの防災施設の被災状況の把握や、応急措置を担当する責任者となった場合を想定して、下記の内容について記述せよ。なお、解答に当たっては、河川、砂防又は海岸・海洋のうち選択した分野を最初に明記すること。
(1)複数の防災施設の被災状況の把握や応急の措置を行うに当たって、あらかじめ収集・整理すべき資料や情報について述べよ。併せて、それらの目的や内容について説明せよ。
(2)応急措置に着手するまでの調査・検討の手順について述べよ。併せて、それらの調査・検討に関し、留意すべき点や工夫を要する点について説明せよ。
(3)応急措置を効率的・効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。
🔷R04_II-2-1|骨子案1(河川)
1.事前収集資料と情報整理および各目的・内容
〇施設・地盤情報の収集
・基礎資料の収集と活用目的
・地質、地盤データの整理と分析内容
〇災害対応のための情報整理
・水文データの収集と予測への活用
・過去の被災事例と防災計画の整理
2.応急措置着手までの手順及び留意点・工夫点
①初動調査と被害把握
・広域調査の実施と安全確保
・重要施設の特定と詳細調査
②評価と計画策定
・被害状況の評価と情報共有
・応急措置計画の立案と資源配分
3.関係者との効果的調整
1)行政機関との連携
・河川管理者との調整事項
・自治体・防災機関との協力体制
2)地域・専門家との協働
・地域との情報収集・共有体制
・専門的知見の活用と関係機関調整
🔷R04_II-2-1|骨子案2(砂防)
1.被災状況把握のための情報収集及びその目的・内容
■地形・地質情報
・施設と地形の基礎データ収集
・地質構造と施設諸元の整理
・維持管理記録の把握
■気象・水文情報
・降雨データの収集整理
・地下水位情報の把握
・今後の気象予測の入手
■地域防災情報
・道路、集落情報の整備
・避難施設の位置把握
・防災計画と連絡体制の確認
2.応急措置前の調査・検討手順及びその留意点・工夫点
■被災状況の把握手順
・広域的な被害状況確認
・現地踏査による詳細調査
・定量的データの収集
・優先順位の決定
■調査、検討における留意点
・調査員の安全確保
・専門家チームの編成
・二次災害の危険性考慮
■調査、検討における工夫点
・先進技術の活用
・リアルタイム情報共有
・効率的な分析手法の導入
3.関係者との効率的・効果的な調整方策
■行政機関との調整
・災害対策本部との連携
・自治体との協議
・救助機関との情報共有
■地域関係者との調整
・住民への情報提供と収集
・建設業者との資機材調整
・地域との協力体制構築
■専門機関との調整
・専門的知見の活用
・ライフライン復旧の連携
・気象情報の収集体制確立
🔷R04_II-2-1|骨子案3(海岸・海洋)
(1)海岸防災施設の被災状況把握のための事前情報収集及びその目的・内容
■施設情報と地盤情報の収集
・防災施設の基本情報と構造特性の把握
・地形・地質状況の評価と地震時挙動の予測
■観測データと防災計画の整理
・リアルタイムデータの収集と海象条件の把握
・初動対応体制構築のための計画整備
(2)海岸防災施設の応急措置に向けた調査・検討手順および各々の留意点・工夫点
■調査・検討の段階的手順
・広域被害調査による重大被害箇所の特定
・専門的詳細調査による構造物健全性評価
・総合評価に基づく優先順位の決定
■調査時の留意すべき点と工夫を要する点
・安全確保を最優先とした調査体制の構築
・最新技術の活用と複数調査手段の併用
(3)海岸防災施設の応急措置における関係者調整方策
■関係者の役割分担
・行政機関と研究機関の技術的支援体制
・建設業者と地域住民の協力体制の確立
■効果的な調整方策
・情報共有システムの構築と運用
・迅速な意思決定と透明性の高い情報発信
🔶R04_II-2-2|過去問題
近年、集中豪雨や台風などによって激甚な災害が発生していることから、「水害・土砂災害を対象とした避難行動の学習」を目的とした住民講習会が開催されることとなった。あなたが、この講習会で、水害又は土砂災害から避難するための備えと避難の際の留意点について講演することとなった場合を想定して、下記の内容について記述せよ。なお、解答に当たっては河川、砂防又は海岸・海洋のうち選択した分野を最初に明記すること。
(1)講義の準備に当たって収集・整理すべき資料や情報について述べよ。併せて、それらの目的や内容について説明せよ。
(2)講習会での説明内容の骨子について述べよ。併せて、それらに関し、留意すべき点や工夫を要する点について説明せよ。
(3)講習会での説明をより効果的なものとするための関係者との調整方策について述べよ。
🔶R04_II-2-2|骨子案1(河川)
1.効果的な講習会のため収集・整理すべき資料や情報、および目的や内容
〇地域の水害リスク情報
・氾濫シミュレーションとハザードマップ
・過去の水害記録と危険箇所情報
〇避難関連情報
・避難計画と避難所情報
・気象・河川情報の入手方法
・避難情報の発令基準
〇過去の教訓
・適切な避難による被害軽減事例
・避難遅れによる被害拡大事例
2.講習会での説明内容の骨子および留意点・工夫点
①自助意識の醸成
・「自らの命は自らが守る」意識の重要性
・自主的な情報収集と判断の必要性
・過去事例を用いた主体性の引き出し方
②避難の判断基準
・気象情報と河川水位情報の見方
・避難情報の意味と対応行動
・避難経路と避難場所の確認方法
・地図を用いた実践的な演習
③実践的な避難準備
・非常用持ち出し品の準備
・要支援者への対応方法
・参加者の特性に応じた説明方法
3.関係者との効果的な調整方策
1)地域組織との連携
・自治会、自主防災組織との情報共有
・地域特性を踏まえた避難方法の確認
2)防災関係機関との調整
・消防署、警察署との連携事項
・河川管理者、気象台との情報共有
・福祉部局との要支援者対応
🔶R04_II-2-2|骨子案2(砂防)
1.収集・整理すべき資料や情報及び各目的・内容
■収集・整理すべき資料や情報
・土砂災害ハザードマップ、災害事例資料、警戒情報の収集
・地域特性と避難計画に関する資料の収集
■資料・情報の目的と内容
・住民の危険認識と避難行動の支援
・土砂災害リスクの理解と避難行動の体系化
2.効果的な説明内容の骨子と留意点・工夫点
■講習会での説明内容の骨子
・土砂災害の種類とメカニズムの解説
・前兆現象とハザードマップの活用方法の説明
・避難情報の理解と避難行動の準備
■留意すべき点と工夫を要する点
・平易な言葉による説明と地域特性の反映
・視覚的教材と参加型手法の活用
・実践的な防災活動の促進
3.関係者との効果的な調整方策
■調整すべき関係者
・行政機関と防災組織との連携
・専門機関と地域組織との協働
■関係者との調整内容
・防災計画と避難支援体制の構築
・専門的知見の活用と地域特性の反映
・多角的な防災力向上の実現
🔶R04_II-2-2|骨子案3(海岸・海洋)
1.収集・整理すべき資料や情報及び各目的・内容
〇基礎的な地理情報
・地形や災害履歴に関する基礎資料の収集と活用
・過去の災害記録と被害状況データの分析
〇防災関連情報
・ハザードマップと浸水想定区域図の活用
・地域防災計画と避難関連情報の整理
2.講習会での説明内容の骨子及び各留意点・工夫点
〇災害の基礎知識
・高潮、津波の発生メカニズムと危険性
・地域特性を考慮した災害事例の解説
・二次災害に関する具体的説明
〇避難に関する実践的知識
・気象情報と避難情報の入手方法
・安全な避難経路の選定と評価
・避難時の持ち出し品の具体的検討
3.関係者との調整方策
〇行政機関との調整方策
・防災担当部署との情報共有と連携
・気象台、海上保安部との専門的情報収集
・住民への正確な情報提供体制の構築
〇地域組織との連携
・自主防災組織、町内会との地域特性の把握
・福祉施設、学校との要配慮者支援の検討
・防災専門家との知見活用と分析
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