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分割版(Q4-2)その3|技術士:建設部門「0901土質及び基礎」選択問題Ⅲ|過去問「テーマ整理」→ R7練習問題 → 解答論文例(全12問)
上記記事の解答論文例全12問を1問ずつに分割し、
「R7練習問題:Q4-2」に対する解答論文例を3題掲載したのが、
以下の記事です。
そして、本記事は上記記事の解答例3題のうち、
3題目の解答例となります。
なお、解答論文の添削も行っております。
添削は本記事の練習問題に限らず、
過去問題に対する解答論文でも受け付けております。👇👇👇
◆ R7練習問題
▶ カテゴリー4:地盤構造物と新技術・環境対応
▽ Q4-2:練習問題
近年、建設分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)が急速に進展しており、地盤工学分野においても、AI、IoT、ビッグデータ解析などの先端技術の活用が注目されている。特に、地盤調査から設計、施工、維持管理に至るまでの一連のプロセスをデジタル化し、効率化・高度化を図る取り組みが進められている。例えば、衛星データやドローンを活用した広域地盤調査技術、AIによる地盤パラメータの推定・補間技術、3次元地盤モデルを用いた高精度シミュレーション技術、IoTセンサーによる施工管理・維持管理システムなどが開発されている。
これらの技術は、地盤の不均質性や不確実性に起因する課題の解決に貢献する可能性がある一方で、従来の地盤工学的知見との整合性確保や、デジタルデータの信頼性・セキュリティの確保など、新たな課題も生じている。また、膨大なデータを適切に管理・活用するためのデータベース構築や、異なるシステム間でのデータ連携なども重要な課題となっている。さらに、これらの新技術を効果的に活用できる人材の育成や、中小企業を含めた業界全体でのデジタル化推進など、社会実装に向けた取り組みも必要となっている。このような状況下で、デジタル技術を活用した地盤工学の新たな展開が求められている。土質及び基礎を専門とする技術者の立場から、以下の設問に答えよ。
(1)地盤工学分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するにあたり、投入できる人員や予算に限りがあることを前提に、多面的な観点から3つ以上の技術的課題を抽出し、それぞれ観点を明記したうえで、その課題内容を示せ。(*)
(*)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。
(2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。
(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。
◆ R7練習問題・過去問題に対する添削
前述の練習問題Q4-2、または過去問題に対して添削をご希望の方は、
下記受付フォームに必要事項を登録のうえ、
送信をお願いいたします。👇👇👇
添削料金は「1問題1回につき9,900円」です。
入金方法はメール返信時にお知らせします。
入金確認後7日以内に、添削結果をお送りいたします。
◆ R7練習問題の解答論文例 (以下、有料です)
▶ カテゴリー4:地盤構造物と新技術・環境対応
▽ A4-2:練習問題の解答論文例3
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