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技術士「09建設部門」|H29択一応用問題(一部、過去の掘り出し)

ここ数日、令和7年度より技術士第二次試験の必須問題が

論文形式から「択一式に変わる!」

という情報が、まことしやかに? 流れています。

実際どうなるのか令和6年12月に発表のようです。

そこで思い出したのが、現行試験制度に変わる前に
択一問題を活用した応用問題を作っていたことです。

その応用問題を一部掘り起こしてみます。

例として、
H29年度「建設部門」Ⅰ-20 を活用します。

Ⅰ-20 次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
① コンクリートの打込みにおいて、高いところからコンクリートを落とすことによる材料分離を防ぐために、吐出口と打込み面までの落下高さは、1.5m以下を標準とする。
② ネガティブフリクションとは、杭基礎などの深い基礎において、近接して盛土を施工したり、地下水位の低下等により周辺地盤が沈下することにより、基礎周面に生じる上向きの摩擦力のことである。
③ LRT (Light Rail Transit) とは、低床式車両 (LRV) の活用や軌道・電停の改良による乗降の容易性、定時性、速達性、快適性などの面で優れた特徴を有する次世代の軌道系交通システムのことである。
④ インフラメンテナンス国民会議は、社会全体でインフラメンテナンスに取り組む機運を高め、未来世代によりよいインフラを引き継ぐべく、産学官民が有する技術や知恵を総動員するためのプラットフォームとして設立された。
⑤ CIM とは、計画・調査・設計段階から3次元モデルを導入し、その後の施工、維持管理の各段階においても3次元モデルに連携・発展させ、併せて事業全体にわたる関係者間で情報を共有することにより、一連の建設生産システムの効率化・高度化を図るものである。

「日本技術士会」HPより

この問題の解答は「日本技術士会」HPに掲載されていますので、
確認してみてください。

そして、これらの問題文をどうするかというと、
①~⑤に対し、正しい記述と間違いの記述の2種類の文章を作ります。

番号①~⑤を (A) ~ (E) に変更し
各々の問題文を、正しい記述または間違いの記述として
適当に振り分けます。

そして作成した問題文を「応用問題」として、
以下のように作り変えます。

Ⅰ-20 応用問題
次の (A) ~ (E) の文章を読み、正しい記述の文章はいくつあるか。
(A) コンクリートの打込みにおいて、高いところからコンクリートを落とすことによる材料分離を防ぐために、吐出口と打込み面までの落下高さは、3.0m以下を標準とする。
(B) ネガティブフリクションとは、杭基礎などの深い基礎において、近接して盛土を施工したり、地下水位の低下等により周辺地盤が沈下することにより、基礎周面に生じる上向きの摩擦力のことである。
(C) LRT (Light Rail Transit) とは、高床式車両 (LRV) の活用や軌道・電停の改良による乗降の容易性、定時性、速達性、快適性などの面で優れた特徴を有する次世代の軌道系交通システムのことである。
(D) インフラメンテナンス国民会議は、我が国のインフラ施設の維持管理・更新を確実かつ効率的に推進するため、産学官の連携による技術開発や人材育成、国民の理解と協力を得るための取り組みを行う組織として設立された。
(E) CIM とは、計画・調査・設計段階から2次元モデルを導入し、その後の施工、維持管理の各段階においても2次元モデルに連携・発展させ、併せて事業全体にわたる関係者間で情報を共有することにより、一連の建設生産システムの効率化・高度化を図るものである。

① 1つ
② 2つ
③ 3つ
④ 4つ
⑤ 5つ

「チーム小泉」編集

さて、正解は何番でしょうか?


#技術士
#択一
#建設部門
#応用





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