分割版(Q2-1)その１｜技術士：建設部門「0901土質及び基礎」選択問題Ⅲ｜過去問「テーマ整理」→ R7練習問題 → 解答論文例（全12問）

上記記事の解答論文例全12問を1問ずつに分割し、
「R7練習問題：Q2-1」に対する解答論文例を３題掲載したのが、
以下の記事です。

そして、本記事は上記記事の解答例３題のうち、
１題目の解答例となります。

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なお、解答論文の添削も行っております。
添削は本記事の練習問題に限らず、
過去問題に対する解答論文でも受け付けております。👇👇👇

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◆ R7練習問題

▶ カテゴリー２：地盤構造物の計画・設計・施工

　▽ Q2-1：練習問題

　我が国の建設業界では、少子高齢化による労働力不足が深刻化しており、生産性向上が喫緊の課題となっている。このような状況下で、新設される地盤構造物（盛土、切土、擁壁、構造物基礎等）の計画・設計・施工においては、革新的な技術や手法の導入が求められている。特に、AIやIoTを活用したデジタルツイン技術や、3Dプリンティング技術の地盤構造物への応用など、先端技術の導入が注目されている。これらの技術は、設計から施工、維持管理までの一連のプロセスを効率化し、品質向上にも寄与する可能性がある。
　一方で、これらの新技術導入には高度な専門知識や多額の初期投資が必要となり、特に中小企業への普及が課題となっている。また、地盤の不確実性に起因するリスクを考慮しつつ、新技術をいかに効果的に活用するかも問われている。さらに、カーボンニュートラルの実現に向けた環境負荷低減や、生物多様性の保全など、持続可能性への配慮も重要性を増している。加えて、自然災害の激甚化・頻発化に対応するため、より高度な耐震性・耐水性を備えた地盤構造物の設計・施工技術の開発も求められている。
　このような複雑な要求に応えつつ、いかに効率的かつ高品質な地盤構造物を実現するかが、現代の地盤工学技術者に課せられた重要な課題となっている。土質及び基礎を専門とする技術者の立場から、以下の設問に答えよ。
（１）新設される地盤構造物の計画・設計・施工において、革新的な技術や手法を導入し生産性向上と品質確保を両立させるにあたり、投入できる人員や予算に限りがあることを前提に、多面的な観点から3つ以上の技術的な課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。（*）
（*）解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。
（２）前問（１）で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。
（３）前問（２）で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。

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◆ R7練習問題・過去問題に対する添削

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◆ R7練習問題の解答論文例 (以下、有料です)

▶ カテゴリー２：地盤構造物の計画・設計・施工

　▽ A2-1：練習問題の解答論文例１