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R01【0910建設部門 - 施工計画、施工設備及び積算】選択問題Ⅱ-2『解答論文例』- 技術士第二次試験 -



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🔹R01_II-2-1|過去問題

 都市近郊の2車線道路橋を新設する工事において、高さ15mの張出し式橋脚3基のコンクリート工の施工計画を策定することとなった。この業務を担当責任者として進めるに当たり、下記の内容について記述せよ。なお、橋脚のコンクリート量はフーチングが270m3/基、梁・柱部が230m3/基であり、梁・柱部は鉄筋が密な構造となっているものとする。
(1)調査、検討すべき事項とその内容について説明せよ。
(2)留意すべき点、工夫を要する点を含めて業務を進める手順について述べよ。
(3)業務を効率的・効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。

「日本技術士会」HP

🔹R01_II-2-1|骨子案

1.施工計画における調査・検討事項
 〇地盤条件の把握
  ・地盤特性の評価と対策工の検討
  ・地盤の液状化評価と安定性確保
 〇コンクリート打設の計画
  ・温度ひび割れ対策を含む打設計画の立案
  ・材料分離抵抗性を考慮した配合の決定
 〇安全衛生管理の計画
  ・高所作業における安全設備の確保
  ・都市近郊での環境対策の実施
2.施工手順と留意すべき点および工夫を要する点
 ▼フーチング工事の実施
  ・大規模打設に対応した施工手順と品質管理
  ・地下水対策と土留め工による施工環境の整備
 ▼梁・柱部工事の実施
  ・密な配筋に対応した施工手順と締固め管理
  ・打設設備の選定による確実な施工の実現
3.関係者との調整方策
 ■発注者との調整体制
  ・定期的な進捗報告と施工計画の事前協議
  ・品質管理記録による施工状況の確実な提示
 ■設計者との技術検討
  ・設計図書の整合性確認と課題解決の迅速化
  ・技術的課題に対する現場での合同確認
 ■地域社会との協調
  ・工事概要の事前説明と環境対策の理解促進
  ・工事状況の定期報告と規制内容の情報提供

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🔸R01_II-2-2|過去問題

 住居地域にある4車線の幹線道路を横断する老朽化した場所打ち鉄筋コンクリートボックスカルバート(内空幅1.8m×内空高1.8m、土被り1.2m)を撤去し、プレキャストボックスカルバート(内空幅2.5m×内空高2.0m)に更新する工事の施工計画を策定することとなった。この業務を担当責任者として進めるに当たり、下記の内容について記述せよ。なお、施工方法は開削工法とし、道路の車線規制は夜間のみ可能、カルバートは農業用排水及び雨水排水を兼ねた行政が管理する施設である。
(1)調査、検討すべき事項とその内容について説明せよ。
(2)留意すべき点、工夫を要する点を含めて業務を進める手順について述べよ。
(3)業務を効率的・効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。

「日本技術士会」HP

🔸R01_II-2-2|骨子案

1.調査・検討事項
 〇既設構造物の現況把握
  ・構造諸元と土質条件の把握
  ・劣化状況調査と耐荷性能評価
 〇更新施設の要求性能
  ・地盤条件に応じた製品選定
  ・構造細目の検討
 〇周辺環境への影響
  ・交通量調査と規制計画
  ・排水現況把握と対策立案
2.業務実施手順と留意点・工夫点
 ▼業務実施の基本手順
  ・現況調査と製品選定
  ・各種計画の策定
 ▼施工管理上の留意すべき点
  ・夜間作業の安全確保
  ・近隣環境への配慮
 ▼効率化のために工夫を要する点
  ・施工手順の事前検討
  ・据付精度の向上対策
3.関係者との調整方策
 ◆行政機関との情報共有
  ・進捗状況の報告と協議
  ・交通規制計画の調整
 ◆地域コミュニケーション
  ・工事説明会の実施
  ・苦情要望への対応体制
 ◆施工体制の構築
  ・施工計画の綿密な協議
  ・情報共有体制の整備

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