![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145936956/rectangle_large_type_2_1ffbc1aaab6b1c4245268be61a3a31f9.png?width=1200)
R03【0901建設部門-土質及び基礎】選択問題Ⅲ『解答論文例』- 技術士第二次試験 -
R03_III-1「過去問題」
近年我が国においては環境危機が深刻化しており、地球温暖化の進行に伴う海面水位の上昇、降雨の強度・頻度の増加などによる災害の頻発・激甚化のリスクが増加している。さらに、大量の資源・エネルギー消費から、自然との関わり方や安全・安心の視点を含めて、持続可能でよりよい社会の実現を目指す方向へと価値観や意識の変化が生じており、温室効果ガス排出量の削減や建設副産物の削減など環境問題に対応した社会資本の整備が望まれている。
このような背景の中、土質及び基礎を専門とする技術者の立場から以下の設問に答えよ。
(1)新たに地盤構造物(盛土、切土、擁壁、構造物基礎等)を建設する際、環境問題に対応した新技術の開発・導入の推進に関して、技術面・制度面など多面的な観点から3つ課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。
(2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。
(3)前問(2)で提示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。
R03_III-1【解答例】
ここから先は
3,929字
¥ 2,200
チップでの応援ありがとうございます。 いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!