R01~R05【15経営工学部門】必須問題Ⅰ『解答論文例:10題』- 技術士第二次試験 -
R01年度
R01_I-1「過去問題」
近年、製品の多様化が急速に進んでいるため製品の製造において使用頻度が低い部品の点数が増加している。これらの部品をJIT(Just In Time)方式で管理すると、さまざまな問題が発生する。情報化、自動化、知能化を用いて高い効率で稼働するスマート工場においてもJIT方式と同じような問題が発生することが予想され、解決策としてJIT方式とMRP(Material Requirement Planning)方式の融合が挙げられている。
上記のような状況を踏まえて、以下の問いに答えよ。
(1)必要なときに、必要なものが、必要な量だけ供給できるようにするために、技術者としての立場でJIT方式とMRP方式における問題を多面的な観点から抽出して分析せよ。
(2)そのうち、最も重要と考える問題を1つ挙げ、その問題の解決策を複数示せ。
(3)その上で、解決策に共通して新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。
(4)(1)~(3)の業務遂行において必要な要件を、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から述べよ。
R01_I-1【解答例】
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