ここだけは直すべき、姿勢美人の骨。その2
前回は“ここだけは直すべき、姿勢美人の骨。”にて仙骨の位置や仙骨のあるべき角度についてお話しました。
場所や大切さは分かったけど動かし方が分からないという方、もしかすると普段動かしておらず、仙骨周りの筋肉が固まっているかもしれません。
仙骨周りには大臀筋、中臀筋、またそれらのサポートをする内転筋群があります。
そこで今回は、仙骨周りの筋肉をほぐすアーサナをご紹介します。
ヴィヤガラアーサナ
背骨、胸、足のストレッチ、ヒップアップ。
1 四つん這いになります。
2 両方の骨盤の高さはそろえたまま、吸う息で右足を引き上げていきましょう。
3 骨盤の位置は変えないまま、足先を天井方向に少しだけ引き上げます。
4 3呼吸キープしましょう。
5 吐きながら脚と手を解放し四つん這いに戻ります。
さらに余裕のある方は
1 先ほどの2の状態から吐く息で右足を折り曲げます。
2 左手を後ろに回し、右足の甲をつかみましょう。
3 吸う息で足先を天井方向に引き上げ、胸を斜め前に引き出すようにして、視線は前へ。
4 3呼吸キープします。
5 吐きながら脚と手を解放し四つん這いに戻ります。
四つん這いの基本姿勢は、肩の下に手首、腰の下にひざがくるようにします。
手は肩幅、脚は腰幅にしましょう。
大臀筋、中臀筋、内転筋群を意識しながら行います。
脚が外に開かないよう、内ももを内側に引き寄せましょう。
股関節が動かし辛い方は、股関節のストレッチを入れてから行いましょう。
さて姿勢美人の骨、仙骨を動きやすくしたところで、次回は正しい位置にキープできるようトレーニングを行っていきます。