高橋幸宏さん
10代の頃より、一度も私の中より消えたことのない
ミュージシャン。作曲家としても優れていることを、
人々はあまり意識していないかも知れない。
最初の作品には、その後のすべてが予告される、と思う。
『サンセット』では、ジョルジオ・モロダーの
シーケンス・フレーズをディスコではなく抒情的な哀しげな旋律で使っていた、あれは坂本さんの仕事?
夕日の眩しさか水面(みなも)のきらめきか、雰囲気があった。
昔、ロンドンの何処かのホールで、誰かのコンサートを見た時、(ハマースミス・オデオンあたりで、ヒューマン・リーグだったか、ウルトラ・ヴォックスだったか・・・全く違う気もする)
開演前に幸宏さんの『音楽殺人』が流されていた。
日本人らしき人は見当たらないコンサートで、
日本人のレコードを聴くことに少しばかり感動があった。
『THE BEATNIKS』は、2回観た。
私にとって最後になった2012年サンプラザ。思い出深いのは
1987年インクスティック芝浦、お祭りの様でもあり、秘密の集会の様でもあり、楽しかった。80年代!
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不躾なことを書きますが、お許し頂きたい。
お若い頃より何度か、『死に対する淡い憧憬』の様な物を
口になさっているのを拝見しましたが、
生きるために努力なされている最晩年の姿に、
神様の意思や目的を知るような気持ちにもなりました。
ご冥福をお祈り申し上げます。