世界を笑顔に!

⑥やりたいことができる環境を作る
「世界を笑顔にする」ためには、全てのものたちが全力でやりたいことを、やれるだけ思い切りできる環境が必要だと思います。例えば、医者になりたいけれど、家庭環境や経済的な理由でその夢を諦めなければならないという人がいる一方で、親が医者だから、世襲的に医者になるという人もいます。また、勉強をしたくないという日本の学生がいれば、勉強をしたくても、家計を支えるために働かなければならない発展途上国の子供たちもいます。このように、世界は理不尽と不平等であふれています。この原因がどこにあるのかというと、お金だと思います。お金は確かに便利ですが、それさえあれば何でもできるという人間の錯覚から、守銭奴が生まれ、蔓延し、持たざるものが生きにくい世界が形成されてしまいました。果たしてお金は必要でしょうか?
世界には大きく分けて二種類の人間がいます。「したい人」と、「されたい人」です。代表的な例を挙げると、教えたい学校の先生と、学びたい学生です。このように世界は需要と供給の関係で成り立っているので、うまくこの利害を一致させることができれば、お金がなくとも世界を回すことができます。
やりたいことをやる時に必要なものは、それが対人間の行為(お笑い芸人になって人を笑わせたい。など)の場合、「したい人」「されたい人」が必要で、個人での行為(筋トレをしたい。など)の場合、そのための環境が必要です。現代社会では、ビニール傘や、割り箸など、ものづくりが容易になり、無駄も多く生まれるようになりました。無駄なものを作るくらいなら、世界でそれを望んでいる人に譲渡する方が、地球環境、ひいては人類の未来に優しい選択だと思います。生まれた場所、環境が違うというだけで、自由な選択ができないということが起こらないように、私たちは、全てのものたちが平等に自分のやりたいことをやれる環境を作っていくべきだと思います。

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