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明日10/24(土)文化庁トライアル公演

夏からのとても長い道のりでしたが、明日がトライアル公演。

トライアル公演というのは文化庁の「文化芸術活動の継続支援事業」という、フリーランスの芸術家の活動助成金に登場する言葉。

この文化庁の事業を簡単に言えば、「コロナ以後の世界で、新しいことに挑戦し、事業を継続させ、発展させるぞ!という取り組みに対し、ちゃんと申請すれば、2/3とか3/4とかの経費を助成するよ」というもの。

この申請システム、申請書類がなかなか曲者で、特に初めてこういったものに申請する人にとってはハードルが高く、みんな苦戦しました。そしてそれを応援する人がYouTubeに申請のコツを投稿してくれたり、事務局に質問をした人、先行して申請した人が、情報を共有してくれたりして、なんとか助け合って、みんな頑張って申請しました。また採択結果が早い人もいれば、何度も修正を求められる人もいて、山あり谷ありで、なにかと話題に尽きませんでした。そりゃ、みんなの税金を使わせてもらうのだから、厳しくて当然なんだけどね。

そして「トライアル公演」というのは、その取り組みの一環として、コンサート等の公演を企画する場合を指し、従来通りの公演ではなく、コロナ対策やライブ配信など、コロナを意識した公演を行う場合、こうした名称で呼びます。

僕もトライアル公演を企画しており、それが明日10/24(土)開催の「森ようびの音楽祭」です。検温や手指の消毒といったコロナ対策も行い、三密を回避した空間を作り、人数を制限し、ライブ配信も行います

いつもはなかなか交通費までは出せない遠方に住むミュージシャンを招聘し、みんなに出演料をお渡しし、会場費を払い、10年以上も調律していないピアノを調律し、そのための経費の3/4を助成してもらいます。

1/4は僕の自己負担。それをまかなうためにチケットを売ることは許されています。チケットが売れなければ、みんなの出演料も僕が支払うので、赤字は当然です。

このコロナ禍で、僕のソロライブだってなかなか企画できないので、複数のミュージシャンが出演するイベントなんて、まず実現できない。だから、今回の文化庁の事業募集には感謝しているし、1/4が自己負担だとしても、イベントが企画できて本当に嬉しいです。

あ、いや、赤字じゃやっぱりだめです。プロ活動を持続可能にするのは、気力・体力・実力はもちろんですが、赤字にしないこと。そう思ってずっとやってきたんだから。

明日、お越しくださる方には、コロナ禍で縮こまった心と体を、生の音楽でときほぐして、心から楽しんで欲しいし、会場を包み込む龍頭泉の大自然に、癒されて欲しい。そして、ライブ配信を通じて参加してくださる皆さんにも、まるで会場にいるかのように楽しんでもらいたい。明日のために、この数ヶ月間、配信機材と格闘してきたんだから。カメラも3台使うよ!

お席はあと少し残っています。
ぜひぜひお越しください!


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森ようびの音楽祭 2020
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◯とき: 2020年10月24日(土)
◯会場: 龍頭泉 風水庵(長崎・東彼杵)
◯時間: 開場12:00 開演15:00(終演予定17:30)
◯料金: 一般 前売3000円 当日3500円 / 中高生 前売2000円 当日2500円 / 小学生500円 / 未就学児無料
    *1ドリンク付 30名限定
◯出演: 風の音楽家(平魚泳、岡林立哉、重松壮一郎)、おきつななこ(歌)、重松つむぎ(歌、鍵盤ハーモニカ)
◯ゲスト: シマカワコウヂ(倍音奏者)

◎ライブの詳細
http://www.livingthings.org/schedule/201024_moriyobi/

◎ライブ配信
https://www.youtube.com/watch?v=PcWHLoNDxz8
(視聴無料。オンライン投げ銭あり)


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プログラム
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15:00 - 15:15 シマカワコウヂ
15:15 - 15:30 重松つむぎ & 壮一郎
15:30 - 15:50 おきつななこ
15:50 - 16:05 休憩
16:05 - 17:05 風の音楽家
17:05 - 17:30 全員セッション


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ご予約・お問い合わせ
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コロナ感染症対策ための30席限定です。
お早めにご予約ください。

○みずのえ
tel: 090-6518-6963
mail: soso@livingthings.org

○オンライン予約フォーム
http://www.livingthings.org/schedule/201024_moriyobi/


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イベントの紹介
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“ 森のなかの小さな音楽祭へようこそ!
心地よい秋風と滝の音に包まれながら、
音楽でつながる最高のひとときを。"

長崎県東彼杵町の龍頭泉は、県下でも有数の自然美を誇る渓谷です。千綿川の清流に沿って48の滝と淵が連なります。この渓谷の森の道をずっと登ると「風水庵」が現れます。グランドピアノのある森の庵の窓の外は森、滝、渓谷。テラスにのんびり座って、美味しいお食事や湧き水コーヒーもいただけます。

このコンサートは、コロナ禍でなかなか触れることができなくなった生の音楽が、森の音と調和し、私たちを包み込む最高のひとときを作り出します。
人数制限を行い、外のテラス席も活用しつつ開催する、自然の中のコロナ対応型音楽祭です。
出演者たちも、生演奏を大切にする自然派ミュージシャンたちです。

少し早めにいらして、森の中を散策したり、滝を巡ったり、風水庵でランチを召し上がったり。
思い思いの過ごし方で、「森ようび」を堪能してください!


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会場へのアクセス
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龍頭泉 風水庵
http://cosmicsoul2011.wix.com/ryutousen
長崎県東彼杵郡東彼杵町太ノ浦郷822-7 / tel: 0957-46-1876

*車でおいでの際、カーナビの設定は「長崎県 東彼杵郡 東彼杵町 瀬戸郷1」とご入力ください。
そこを登って頂けるとすぐ左手に龍頭泉荘、そこより一分ほどの右手にあります。
*駐車場に限りがありますので、お乗り合わせにご協力ください。
*ランチを召し上がられる方はお早めにご来場ください。11:30オープンです。


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新型コロナ感染症対策
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・入場者数を30名に制限いたします。
・座席は十分な距離をとるように努めます。
・常に換気に気をつけます。
・事前に体温を測定の上、ご来場ください。37.5度以上の場合はご来場をご遠慮ください。
・体調の優れない方はご来場をご遠慮ください。
・入口に設置した消毒液にて手指の殺菌・除菌をお願いいたします。
・できる限り、マスクの着用をお願いいたします(飲食時を除く)。


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プロフィール
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■平魚泳(うた、ウクレレ、ジャンベ、笛)
http://www.hirasakana.com
タイコ(アフリカのジェンベ)を叩いて、横笛吹いて、ウクレレ弾いて、歌うストリートミュージシャン。 ウクレレ教室、作曲、アレンジ、舞台役者、舞台音楽など多彩にこなす。 千葉県出身。現在大分県の耶馬溪在住。 高校生の時から路上で歌い始め、2000年にタイコと出会い、今の叩き歌うスタイルを始める。2007年にオーストラリアのレーベルからCDを発売。以降オーストラリア、韓国、台湾でも演奏活動を展開し、2015年に韓国語で歌うCD「ひとつ 하나」を発売。ウクレレの繊細なメロディーで聴く人を癒し、タイコの力強いパフォーマンスを観た人は笑顔になる。 自然の中でスケッチしたような音楽は、心をからっぽにして聴き入りたいハートフルな時間。ひとたびライブを観ると子供心にかえります。2013年より、大分県耶馬渓在住。


■岡林立哉(馬頭琴、ホーミー)
http://khoomiiman.info
名古屋市出身、高知県在住。1998年にモンゴルを旅し、ホーミーに出会う。以後、繰り返しモンゴルを訪れホーミー、馬頭琴、歌を学ぶ。2002年から約2年半、馬頭琴一本とバックパック一つでヨーロッパ、北米、南米を放浪、各国の音楽祭、芸術祭などで演奏、好評を得る。路上での演奏や、各国のミュージシャンとの交流の中で自己のスタイルを確立。04年帰国後は全国でソロ活動を展開。近年はカルマン、風の音楽家などのユニットでも活動をしている。地元高知では仁淀川国際水切り大会も主催している。

■重松壮一郎(ピアノ、鍵盤ハーモニカ)
http://www.livingthings.org
即興演奏とオリジナル曲を主体とした独自のスタイルで、全国・海外にて年間150回近いライブを行う。アメリカ、オーストラリア、タイ、ヨーロッパなど海外でも多数公演。「生きとし生けるものすべてに向けた音」をテーマにしたオリジナリティ溢れる楽曲、人と自然をつなげるようなオーガニックな音色は、ジャンルや世代、国境を越え、人々を魅了し続けている。アート・イベント、野外音楽祭、子ども向け音楽ワークショップなど多くのイベントを主催。被爆ピアノの演奏や、平和コンサートの企画、原爆の語り部とのコラボレーション、原爆をテーマにした楽曲の制作など、音楽を通じた平和活動も積極的に行う。アルバム「tsumugi」「いのちの音」「このほしのうた」は、iTunes、Amazon等にて好評配信中。

■おきつななこ(歌、三線)
http://okitsunana.com
佐賀県白石町出身、長崎県佐世保市世知原町在住。23歳の時に、沖縄の伝統楽器・三線との出会いをきっかけにうたを始める。琉球や奄美をイメージさせる独特の唄声は、舞台や日々のくらしの中で出会う様々な音色、人々を通して更に深みを増してゆく。現在はベースボーカルユニット「ハートランド」を始め、ジャンルやスタイルを問わず各地で活動中。2016年にはピアニスト重松壮一郎とともにアルバム「このほしのうた」を発表。

■重松つむぎ(歌、鍵盤ハーモニカ)
2010年生まれ。2018年、小学1年生の時に、父・重松壮一郎との共演アルバム「こどものじかん」を発表。その後、全国各地・海外でも、親子で共演。歌、作詞作曲のほか、鍵盤ハーモニカの即興演奏も行う。

■シマカワコウヂ(倍音奏者)
東京・北千住にて、伝説の音楽BARコズミックソウルを経営。3.11を機に、長崎へ移住。高島という炭鉱の島にて、畑や自給自足の生活を模索しつつ地域活性活動に従事する。現在は、長崎市内にて「カフェわかば堂 長崎出島店」、東彼杵町の龍頭泉にて「湧き水カフェ・風水庵」を営む。倍音ミュージシャン。





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