絵本は奥深い! 心を閉じ込めた、そのさき
心をビンにとじこめて
心を瓶にとじこめたら、どうなるんでしょう。
◇あらすじ◇
頭の中は、せかいのふしぎでいっぱいな女の子
おじいちゃんと一緒に、不思議を探究する日々
おじいちゃんのすわっていたらいすが、からっぽに
かなしくて、心細くて
心を安全な場所にしまっておくことにしました。
すると
心をしまうと、世界が変わってしまいます。
月日がながれ、小さい頭を世界のふしぎでいっぱいにした女の子と出会うと、心を取り出す決意。
しまった心を取り出したいのに、なかなかとりだせない。
◇この絵本を読んで◇
大事な人がなくなると、心が心細くて悲しくなります。
そんなとき、思いついたのが、心を安全なところへしまっておくこと。
これ名案!
と思いきや、実は、変わってしまうのです。
こころって、喜怒哀楽、感性を感じるところ。
そのこころを安全な場所に保管しておくってことは、
傷つかないということは
実はなにをやっても こころが動かないんです。
心の瓶をかかえて生活している女の子は、いつのまにか、大人になってました。
不思議でいっぱいにした女の子と海で出会い、
そこで なにかが動かされました。
心ってほんとうに大事
傷つかないようにするのもありですが、
最後のページみるとね、感性の素晴らしさを感じます。
頭のなかって面白くて、クリエイティブ。
感性はひととちがっていいのよね!
傷がついたら、そのときは、好きなことを極めてみる!これがいい
【こんな方へ】
不思議な感性の持ち主さん
本が大好きな方
心に傷をおったら
みんなのギャラリーから、Photo by ho2yさんの写真を選びました。ありがとうございます。
サポート大歓迎!サポート費用は、やる気アップの滋養とともに、絵本関連の図書館に寄附させていただきます。