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絵本は奥深い! あけるなって書いてあったら、開けますか?

谷川俊太郎さん、作
安野光雄さん、絵

安野さんの繊細な絵がとても好きで手に取りました。


◇あらすじ◇

あけるなって書いてあったら、あけてしまいたくなる・・・

あけるな、あけるなって書いてあります。

あなたは、あけますか?

このあけるなって、誰がいっているんだろう?
ふと思います。

幻想的扉
扉を開けるごとにどきどきします。
その先になにが待っているのか。

陰があれば、次は陽がある

人の背中にドアがあるって、その先はどこにつながるのか?


◇この絵本は奥深い!◇

幻想的な世界観
独特な時空を見つめている感覚になった絵本です。

これを子どもが読んだら、どう感じるだろう?

とても素直に、最後の言葉を聞いて、よかったとおもうんではないだろか?多分それでいいんですよね。

大人が読むと、考えすぎたり、心が揺れるかもしれません。

揺れてるください!

最後は、いまにもどる、そこがこの絵本の魅力です。

帰ってくる場所がある、ホッとします。

もしね、悩んでいて、悩んでいて、自分の心の扉を開けたら…

陰と陽がくりかえし、最後はいまに戻るんです。

なので、あけても、いい!

あけた後の世界は、あける前の世界より明るく感じると思います。

読みながら、どきどき、終わってみて、あ、あ、よかった!そう思えた絵本です。

あけるなって言われたら、どうしますか?


【おすすめ】
好奇心旺盛なお子さん
考えすぎてるって思う方
大人の方に


この絵本のイメージに、みんなのギャラリーから、Photo by konomiasahiさんの未来のドアーを選びました。ありがとうございます。


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