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【EDH】舞台座一家の料理人、ロッコ 調整録
【はじめに】
海豚です。
最近Lv8以上の統率者戦にハマっています。
ここ1年はお気に入りの「舞台座一家の料理人、ロッコ」を使用し、
調整しながらプレイしてきました。
回せば回すだけ楽しいクリーチャーコンボデッキ。
そんな自分のド癖デッキについて文字起こししてみたいと思います。
まだまだ未熟者ですので、プレイングや考えに誤りがあるかもしれません。是非ご意見をいただけると幸いです。
【構築思想】
《ロッコ終わった》
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波止場の恐喝者、宝石の睡蓮、魔力の墓所の禁止。(あとナドゥも)
ロッコ的にはものすごい打撃でした。
睡蓮、クリプトはマナがかかるロッコにはかなり重要なカードでした。
またX=2の波止場からのビッグマナができないことによることも痛手。
さらに波止場剣歯虎の無限マナコンボも不可能に。
ついでに「波止場で宝物を6個(ロッコ)」のクソオモロギャグも禁止。
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統率者を変えてゲームを楽しむか悩みましたが、簡単に諦められません。
とりあえず禁止改定後のゲームに沿った構築をし、
実際のゲームをプレイして考えることにしました。
《ロッコ終わってなかった》
実際にゲームをプレイしてみると思った以上に終わっていませんでした。
この禁止改定は多くのデッキに影響を与え、環境の減速や、除去の減少が
結果として生物コンボであるロッコの立ち位置が良くしていました。
もちろん、強力なマナ加速を失った苦しさはありますが、
ここから新環境に向けて調整が始まります。
《ドローがしたいよ》
対戦中、相手がドローを重ねて勝利をもぎ取る様子を見て思いました。
「ドローって強いな…」
ドローが土地、回答、そしてフィニッシュへと繋がる動きを見て、
ロッコにドローソースを増やすことを決意しました。
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もともと採用していたものに加えて「つるむ面倒」「一つの指輪」を採用。
プレイするうえでドローソースを意識してプレイします。
初動の緑、白チューターは2T目に置くセンチネルをサーチ、
破滅の終焉はマナクリからの2t目X=1でセンチネル。
ゲーム中盤以降はオグマのほうが良いなど状況とドローのしやすさも意識してカードを引く回数を増やしていきます。
また、ソルリング墳墓のようなカードからつる面指輪の
早期着地もやってしまいたいです。ドロソじゃないけど徴税もOK。
これにより土地詰まりの解消や対応力が増したかと思います。
しかし、ドローはロッコとは相性が悪いことに気づきます。
コンボパーツを引いてしまうことによってコンボができなくなるのです。
例えばポッドコンボだとフェリダー、カーミック、キキジキのどれか一つが手札に来てしまうとコンボが繋がらなくなります。
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バカスカ引いたところでコンボパーツを引いてしまって
勝ち筋消えちゃった…となるリスクが新たな課題となりました。
《別れは突然に》
ドローはしたいけど、コンボも繋げたい…と悩んでいるところに海外ロッコで結果を出した構築の情報が飛んできました。
「ワイアウッドの共生虫、解雇」
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ロッコ必須カードと思っていて、
個人的に思い入れの強いカードだったので衝撃でした。
しかし波止場を失い大量のマナを生成できなくなったので、
ロッコを再キャストして一気にコンボを決めることができない現状は
共生虫のバリューは下がっていることも事実。
さらにロッコを再キャストするためには、
ちゃんと統率者税を払わなくてはいけない状況になります。
つまりロッコを1回キャストすることに対する重みが増えました。
そこでロッコの無駄なキャストは控えて、
コンボパーツの片割れや、撤廃者などの対話拒否に使います。
マナクリ、マナファクト、土地からの多量のマナを用いて、
ドローによる手札とロッコを筆頭としたサーチ呪文で
コンボを揃えるイメージでプレイします。
ロッコを使わずすべて手出しでコンボも視野です。
そうなると今以上にマナがかかるのは事実。
なるべく安全にマナが出たり、マナが多量に出るカードをチョイスします。
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また、しっかりと土地を置くことができるゲームを目指します。
ドローソースや雨ざらしの旅人を使ってしっかり引き込んだり、
進歩の地平の土地出し能力を意識します。
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これらの変更により、手札とマナを伸ばし、
より柔軟にコンボを決められるデッキ構成が完成したと思います。
【デッキレシピ】
現在自分が使っているデッキレシピは以下です。
(Moxfieldと晴れる屋、同リストです)
また、採用しているコンボとそのルートは以下の通りです。
《フェリダーコンボ》
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《フードチェイン》
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《鐘鳴らしコンボ》
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【特筆カード】
《陽気な風船師》
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ダスクモーンから新勢力のピエロ。
地元コミュニティのロッコ使いの方からおすすめされて知りましたが、
知った時に衝撃を受けました。
このカードと村の鐘鳴らしで無限速攻トークンコンボが組めます。
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マナクリを横に添えた状態で風船師と鐘鳴らしを揃えます。
マナクリから1マナで「鐘鳴らし」を対象に「風船師」起動。
1/1飛行速攻の「鐘鳴らし風船トークン」生成
「鐘鳴らし風船トークン」のCIPで、マナクリと「風船師」が起きる。
この手順を繰り返し、無限飛行速攻トークン達成
鐘鳴らしのアンタップによりマナクリを起こしてマナ捻出も可能。
比較的コンパクトなコンボでありがたいです。
Xで自分がボヤいていた事をしっかり解消してくれました。
共生虫が今のロッコに不要な話、やっぱ波止場禁止からのクソデカマナコンボ禁止が本当にでかいんだな。今ロッコには「はいよ!アチアチ5000000kgステーキ丼おまち!!!」って感じの料理やめて「一個食ったら死ぬマカロンです」みたいなコンパクトな料理作ることが求められている。
— 海豚 (@kujirasos) October 18, 2024
《整炎師、チャンドラ》
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ファウンデーションズからの新カード。
+1能力で無限フェリダーできます。
「7マナはクソ重いな!」と思ったのですが、
+2能力で赤3マナ出るので実質4マナです。
そして、今まで競技場の首長のサーチ先がビビアンのみだったのですが、
このカードにより選択肢が広がりました。
手札にフェリダーを引いた場合のコンボの受け皿として有効であり、
デッキトップ3枚からのフェリダーお祈りができるようになります。
もちろん緑チューターでフェリダー仕込んでもOKです。
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また、-4能力でで盤面に8点の火力を割り振った後も
チャンドラ本体が残る点も大きな魅力です。
《ワイアウッドの共生虫》
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クビになったんじゃないんかい!と言われそうですが結局戻しました。
「ワイアウッドの共生虫」の利便性は捨てがたいものがあります。
ロッコを使ってコンボを仕掛け失敗した後、
再度仕掛けに行くためにこのカードが便利になります。
レ長のサーチ先としてはやはり適任です。
また、マナクリをアンタップする事によるマナ加速も魅力的であるため
再び採用することになりました。
【おわりに】
このデッキは、回せば回すほど上達を実感できるコンボデッキで、
その感覚が自分が大好きなレガシーのエルフを彷彿とさせます。
本当に楽しく、ずっと回していたくなるデッキです。
Lv8以上のEDHはデッキの完成度以上に、
ゲーム運びや卓の状況を読む力が求められます。
これもまた大きなやりこみ要素で、非常に楽しいポイントです。
さらに、1枚1枚を吟味しながらデッキを調整していく過程も、
EDHの醍醐味の一つだと感じています。
個人的な話ですが家庭とTCGを両立するのに必死です。
でも、Discordや地元コミュニティの皆さんのおかげで、
ここまで楽しく遊ぶことができています。
本当にありがとうございます!
今後も、新たに面白いクリーチャーが登場するたびに、
このデッキをチューンナップしながら遊び続けたいと思います。
以上。