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「靴磨き世界一周9ヵ国目、ラオス」
靴磨き世界一周アジア編206日目
昨日インスタに「これからラオスに行きます」
って投稿したら「ラオスって言う国を初めて知った」
と友達からコメントがあった。
「ラオスにいったい何があるというんですか?」
という本を日本を代表する作家の村上春樹さんが
書かれてるくらい、日本人はラオスと言われても
ピンとこない人が多いだろう。
ベトナムのハノイにいた時に、11月から香港への
入国が「PCR検査なし」&「隔離なし」になったという情報
を聞き、靴磨きのできそうな香港に行こうと思ったが、
"ラオスにいったい何があるんだよ"という心の中
のリトル村上総将が叫んでいた。
リトル村上総将の叫びを抑えきれず、英語も通じて
革靴を履いてる人が多そうな香港ではなく、英語レベル
も低く、免税店もなく、ビジネス街もないラオスに
行くことにした。
ハノイからラオスの首都ビエンチャンまで
バスで24時間かかった。
幸いバスは満席ではなかったので、隣の席も
使うことができて広々としたバス移動だった。
途中何度かトイレ休憩はあったけど、2回に1回
はその辺の森に降ろされて、立ちションをする。
#多分ドライバーの気分次第
入国手続きは今までで一番適当だった。
ちょうど出発してから24時間経過した頃に、
ラオスの首都、ビエンチャンに到着した。
バス停でラオスの通貨であるキープの交換と
ラオスでもスマホが使えるようにSIMカードを購入した。
「How much?」や「How long?」がSIMカード
を購入する時に通じなくて、ラオスって噂で聞いてた
通り本当に英語が通じにくい国なんだぁって実感した。
#スマホのカレンダーを見せて質問したよ
これまで訪れた東南アジアの国ではGRUBなどの
タクシーアプリを使用できたが、ラオスには流通して
おらず、ドライバーと値段を交渉しなければならない。
簡単な英語もほとんど通じないので、スマホの電卓
を使って値段のやりとりをする。
バス停からゲストハウスまで10キロの道のりを
100,000キープ〔900円〕ほどで向かってくれた。
#ラオスの相場が分からない
ゲストハウスに到着すると、オーナーが
流暢な英語でチェックインの手続きをしてくれた。
話を聞くと、8年間アメリカに住んでいたそうだ。
世界一何もない首都と言われているラオスのビエンチャン。
この国で、靴磨きをすることはできるのか?
もしかしたらこのオーナーが鍵になるのかもしれない。
ラオスにいったい何があるんだよ!?
という村上総将の問いを解決するために、
しばらくラオスでの冒険にお付き合いください。
靴磨き世界一周9ヵ国目ラオス編スタート。