「宝物が一つ増えました」
半田での報告会の後は懇親会に参加して、
参加してくれた方々とお話をした。
と、いってもほとんどの方々は身内のような、
ずーと前から私のことを知ってくれてる人達だ。
私の大好きな人同士が繋がってくれて、嬉しいなぁ
と思っていたら後半は意識がぶっ飛んで寝ていた。
#主役が寝る懇親会
#お酒一滴も飲んでないのに
#本間すみません
次の日は明日歩花という半田にある
イベントスペースで靴磨きをさせていただいた。
明日歩花は靴磨きトラベラーの始まりの場所
と言っても過言ではない。
2019年2月、明日歩花で開かれた読書会に
私は参加した。
当時はまだレゴランドの社員だった。
その日は読書会に参加することを
目的に名古屋から半田へ行ったのではない。
房子さんとお話をするために行ったのだ。
「房子さん、来年1月の喜多川泰さんの講演会、
その時に夢発表したいです。
私は世界一周という夢があります。
今まではやらない理由ばかり探してたけど、
先日の喜多川泰さんの講演会の前座で夢発表
していたユカリさんのお話を聞いて、
私も夢を聞く側ではなく、自分の夢を叶えよう
と挑戦する側に立ちたいと思いました。」
ちょっとカッコよくするために盛ってるような
気がするが、こんなことを言った気がする。
自分の上司よりも先に、家族よりも先に
会社を辞めて世界一周をすることを伝えたのが
房子さんだった。
〔キッチンでこっそり聞いていたユカリさんも笑〕
私と房子さんとユカリさんと3人しか
知らなかった「靴磨き世界一周の旅」も
〔当時は靴磨きはまだ思いついてなかったが〕
あの日から4年が経ち、私が知らない人達
も知ってくれるようになった。
昨日は明日歩花で房子さんの靴を磨きながら、
そんな日のことを思い出していた。
あの日も外は寒かったし、店内は暖房が効いて、
キッチンからユカリさんの作業音が心地よく
聴こえていたなぁと。
先日の報告会に参加してくれた方々が
書いてくれたメッセージを、房子さんは
一冊の本のような形にして手渡してくれた。
ブック型のノートに参加してくれた方々が
書いてくれた用紙を一枚一枚ノリで貼り付けて、
その日の写真も現像してノートに貼り付けてあった。
房子さん、あなたは昨日寝たのかい！？
あなたは歩くリッツカールトンですか！？
房子さんと一緒に過ごしていたら、
人を感動させたり、喜ばせたりするのって
お金じゃないし、綺麗な言葉でもないし、
高価なものじゃないよなって思う。
#ピンチの時は投げ銭してくれて私を救ってくれてるのですが
房子さんはマザーテレサの言葉を
大切にしている。
「愛とは、大きな愛情を持って小さなこと
をすることです。」
房子さんの心の中には、いつもリトルマザーテレサ
が居座っており、一人一人に、一つ一つに大きな愛情
を注いで接している。
このメッセージブックも房子さんにとっては
日常の行動にすぎないのかもしれない。
房子さんとお会いするたびに、
私は伸びた鼻を毎回へし折られます。
あぁ、まだまだわたしには愛が足らないなぁと。
もっと心の中のリトルマザーを、いや、リトル房子
を育てていかないとなぁと思うのです。
メッセージを書いて提出してくれた方々、
本当にありがとうございました。
聞いた話をもう一度呼び起こして、
自分の言葉にして書くという行為は
結構エネルギーの使うことだと思います。
母親のような目線で感想を書いてくれた方も
いれば、私をシャンクスのような眼差しで
書いてくれた子達もいたし、好きな人にラブレター
を書くような気持ちで残してくれた方もいました。
全て目を通して、私の今後の成長の肥やし
にさせていただきます。
また一つ、宝物が増えました。
私は代表して世界を足元から輝かせている人間です。
なので、旅を続けいてる限りは物語を伝えるまで
が私の役割だと思っているので、この先何十回、
何百回と報告会や講演会をするつもりです。
でも、人生で初めての報告会〔講演会〕で
いただいたこのメッセージブックは、少し
特別なものです。
#初めて自転車一人で乗った時の気持ちです
この先、私の鼻が伸びているなぁと
感じた時は、「おい、あのメッセージブック
を読め！！」とコメントをしてください。
きっと、今この日のことを思い出して、
また伸びた鼻を折ってくれると思います。
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「靴磨き世界一周アジア編報告会」
1月22日（日）愛知県半田市 完
2月5日〔日〕高知県
2月18日（土）愛媛県
2月23日（木）福島県
2月26日（日）宮城県石巻市
3月4日（土）東京都 Soldout
3月11日（土）北海道札幌市
3月21日（火）岡山県
3月24日（金）青森県
4月8日（土）大阪府茨木市
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