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「この才能に嫉妬したなあ」

靴磨き世界一周アジア編154日目

どんな商売をするにも看板は重要だと思う。


その看板を見てどんな商品かを想像したり、
どんな想いでその商品を提供しているのか
お客さんは理解することができる。


そして、その看板のセンスを見て商品の
クオリティを判断することもある。


そういう意味で靴磨きトラベラーSoshoLAND
の看板は、まぁ"伸び代"しかない。


自分でパソコンで作ってみたり、手書きで
作ってみたり、これまで50回くらい作り直し
ていると思う。


プロのデザイナーに頼んだら?


と言われても、「こんな感じで作ってください」
って言うそのこんな感じのイメージが分からない。笑



なので海外に来てからは手書きで何度も作り直し
て、看板見た人に話しかけるという体育会系スタイルだった。



もっとカッコいい看板が欲しいとは思ってるものの、
体育会系スタイルで磨けてはいるし、今はこれで
いいかぁと思っていた。



そんな看板事情の中、マレーシアの友達のインリー
が「Soshoにプレゼントある」と言いながら紙を
渡してきた。


開けてみると、、、


SoshoLANDの看板が作られていた。


天才やん!


むちゃくちゃカッコいい!


インリーはデザイン会社を経営しており、
プロのデザイナーなのだ。


前回インリーとお会いしたときに、よっぽど
ダサいと思われたのか私をイメージしてイカした
看板を作ってくれた。


やっぱりプロの仕事ってすごいなぁと感心した。



インリーは昔っから絵を描くのが好きで、
今も好きなことを仕事にしてるらしい。


クアルランプールや他の都市でデザイナーを
した方が仕事はいっぱいあるけど、あえて地元の
スンガイプタニという田舎で会社を建てて、
地域貢献することに決めたそうだ。



今日は街のマーケットに私は靴磨きを出店させて
もらって、インリーは「1分であなたの絵を描きますよ」
というのを出店していた。



久々に人の才能に嫉妬したなぁ。笑


その人の名前や職業を聞いて、本当に1分程度
でその人の特徴を捉えた絵を描いてプレゼントする。


これ、世界中でできるやん!!

1分で書いてくれる




インリーの周りにはいっぱい人が集まっていた。


インリーみたいに絵が描けたら靴磨きじゃなくて、
絶対これで世界一周してたわって思った。笑
#靴磨きは消去法で見つけたんだよ


インリーにとって絵を描くとは?
というプロフェッショナルの流儀風な質問をした。



ここで一度読むのをやめて、
スガシカオの「Progress」を頭の中で
流してください。


、、、


、、、


、、、


インリーにとって絵を描くとは、
"生きるを表現すること"




やっぱり何事も突き詰めてる人はカッコいい。



マレーシアの田舎街スンガイプタニで
いい出会いがあった。



これからはインリーが作ってくれた看板を
使って、靴磨きを通して佐原総将を表現していきます。

この看板と共に世界を足元から輝かせてくる



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